7番降格の近畿大・峰下智弘選手が決勝打、二岡2世がプロ入りに向けて勝負

峰下智弘, 近畿大

 関西学生野球リーグでは、近畿大vs同志社大の3回戦が行われ、近畿大が勝利して勝ち点を挙げた。7番に降格していたプロ注目の遊撃手・峰下智弘選手が8回に決勝打となるタイムリーヒットを打った。

7番・峰下智弘

 峰下智弘選手は佐賀学園時代にエースとして甲子園でも活躍し、またシュアなバッティングもプロから注目されていた。近畿大に進むと遊撃手としてプレーし、2年春には打率.205、秋には.258もチャンスに強いバッティングで、1番や5番などチームのキーマンとして活躍した。

 3年春には打率.356を記録してリーグ3位となる成績を残して本格化すると日米大学野球の日本代表にも選ばれ、大会では主に代打とサードの控えとして試合に出場した。近大の遊撃手という事で、近大出身で巨人などで活躍した二岡智宏選手と名前が「ともひろ」で同じ事から二岡2世として注目され、阪神やオリックスが遊撃手の候補としてマークをしている。

 期待された3年秋はチーム所属選手の不祥事によりチームがリーグ戦出場辞退したため成績を残すことはできず、今季がドラフト会議に向けて大きな意味を持っていたが、ここまで打率は.227と不調でチャンスにも打てない日々が続いたため1番や3番、5番を打っていたが昨日は6番、そしてこの日は7番に降格していた。

 しかしこの日は3-3と同点の8回に2アウト2塁から勝ち越しとなるタイムリーヒットを放ち、これが決勝点となってチームが勝利した。峰下選手らしいチャンスに強いバッティングに加え、4打数2安打とマルチヒットも記録した。

 

実績と評価

 峰下選手は即戦力遊撃手という事もあり、プロも評価も高いものとみられる。しかしリーグ戦で活躍を見せたのはチームの出場辞退等もあって1季のみ、日本代表でもレギュラーとして出場する事はなく、大学での成績はまだまだといった感じだ。

 ただし高校時代から投手として142km/hを投げる強肩や俊敏な動きなど、その身体能力は高い評価をされており、それが成績につながればドラフト上位候補にもなれる選手だと思われた。

 リーグ戦は残りわずかではあるが、とにかく残りの打席を大切にして結果を出し、おそらく呼ばれるであろう代表合宿でアピールし、さらに秋季リーグ戦でドラフト直前のアピールをすることができればドラフト会議での指名につながるだろう。

 リーグ前からプロ志望をしている峰下選手、ここからが本番だ。

 

 近大は七回に3-3と追いつかれたが、八回に峰下の適時打で勝ち越した。


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