仙台大が東北福祉大に勝利し優勝に王手、149km/h右腕・熊原健人投手に注目

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 仙台六大学リーグでは仙台大が東北福祉大に2勝1敗で勝ち点を奪い、優勝に王手をかけた。仙台大には149km/h右腕・熊原健人投手がおり、期待が高まっている。

東北福祉大を撃破

 仙台六大学リーグは多くのプロ野球選手を輩出し、通算64回の優勝を誇る常勝・東北福祉大が君臨しており、東北福祉大が敗れただけでもニュースとなる。その東北福祉大が連敗し勝ち点を落とした。

 相手は仙台大で、2戦目で180cmから140km/h中盤の速球を投げる3年生・熊原健人投手が先発すると9回を無失点に抑える。延長10回にタイブレークで味方が1点しか奪えなかったが、熊原投手も1点に抑えると、延長11回は味方が5点を奪い、その裏を無失点に抑えて勝利した。

 昨日は今季初の連投のマウンドに登って勝利に貢献し、仙台大が東北福祉大から勝ち点を奪って勝ち点4で首位に立った。東北学院大戦で勝ち点を取れば優勝が決定する。

 

熊原健人投手に注目

 3年生の熊原建人投手はこれまで最速は144km/hとされていたが、この東北福祉大とのカードで自己最速となる149km/hを記録した。180cmから投げられる速球は威力がある。しかしコントロールやフィールディングに課題があるなどまだ荒削りな投手で、リーグ戦では1戦目ではなく2戦目の先発となっていた。

 しかし今季は東北工業大戦で9回まで1失点、延長10回タイブレークでも1点に抑えて完投勝利すると、東北福祉大戦でも延長11回まで続いたタイブレーク2回で1点に抑えるなど、粘り強さと力で抑えるピッチングができている。

 全国で見てみたい投手として期待が高まる。

 

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