国学院大・近藤スルヤ秀光投手が勝利、亜細亜大が敗れ、優勝決定は最終週に

近藤スルヤ秀光, 佃勇典, 国学院大, 拓殖大

 東都大学リーグは国学院大が2年生・近藤スルヤ秀光投手の好投などで勝利し、亜細亜大は拓殖大に敗れたため、最終週の直接対決で優勝が決まる事となった。

近藤スルヤ秀光投手が初勝利

 国学院大は4年生の岡崎裕一投手が先発し5回を5安打も無失点に抑えると、6回からは2年生の近藤スルヤ秀光投手にスイッチした。

 近藤投手は柏日体高校出身の左腕で、高校では2012年夏の千葉大会で、多くの投手が継投しながら決勝まで勝ち進んだものの、決勝では木更津総合に敗れ、甲子園にはあと一歩手が届かなかった。左腕から140km/hを記録しドラフト候補にも名前が挙がる投手だった。

 その近藤投手が登板すると8回までを無失点に抑え、チームは8回に勝ち越す。9回表に不運な2ベースヒットで同点に追い付かれたものの、9回裏に小木曽亮選手の3ベースヒットの後にサヨナラタイムリーが飛びだし勝利、近藤投手は大学1勝目を挙げた。

 プロ入りを目指して厳しい競争がある東都の国学院大に進学した近藤投手、大学での夢への1歩目を踏み出した。

 

拓殖大が亜細亜大に勝利

 拓殖大は1部昇格後に初めて亜細亜大に勝利した。亜大の監督として名を馳せていた拓大・内田監督にとって悲願の亜細亜大からの勝利だった。拓殖大は4年生のエース・佃勇典投手が9回を投げて8安打を許すも、無四球で2点に抑えて3-2で完投勝利した。

 亜細亜大は1年生の嘉陽宗一郎投手が先発したものの初回に3失点して3回を投げて降板した。その後、継投で粘りを見せたものの勝ち越す事はできなかった。

 

優勝決定は最終節

 亜細亜大と国学院大は昨年秋も1位2位となっており、今シーズンも1位2位で最終節に直接対決で優勝が決まる。亜細亜大はドラフト1位候補の山崎康晃投手、国学院大も4年生の田中大輝投手が1回戦で先発すると予想されるが、4年生同士の決戦となりそうだ。

 

 0―0の6回から登板。1点リードの9回に不運な2二塁打で同点とされたが、2試合目での勝利に「これまで登板が少なく悔しかったので絶対抑えてやろうと思って投げた」と喜んだ。父親が日本人、母親がインドネシア人。インドネシアで生まれ、小学校2年の時から日本に住んでいる。柏日体(千葉)で活躍した。

 ジャカルタ生まれの近藤が好救援で大学1勝をつかんだ。0―0の6回からリリーフし、4イニングを4安打1失点。サヨナラ勝ちを呼び込んだ。「親に報告したい」と笑顔。インドネシア人の母を持つハーフ左腕は、父の仕事の関係で小2から千葉・柏に移り住んだ。柏日体(千葉)では3年夏に県準V。「好きな言葉は『徳積めば、念願かなう』。努力することが大事です」と心の強さをアピールしていた。


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