明治大・山崎福也投手が完封、立教大・佐藤拓也選手は打率4割越えで終了

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 東京六大学リーグは明治大の山崎福也投手が立教大を3安打5奪三振で完封し、さすがのドラフト1位候補の投球を見せた。

3安打完封

 今季はここまで2勝しか挙げられなかった山崎福也投手だったが、この日は持ち前のテンポの良いピッチングで9回を3安打に抑えた。奪三振は5つ、四死球は4つというのも山崎福也投手のペースといえる。善波監督は「彼のいいところが出た。もうちょっと早くできるとよかったんですがねえ」とシーズン最終戦で好投した事にやや苦言!?

 山崎投手はこれで今季3勝2敗、防御率1.84で現在の所リーグ3位と、ドラフト1位候補として恥ずかしくない成績になった。またリーグ通算で現役最多となる19勝を挙げ、有原航平投手、石田健大投手の18勝から1つ抜け出た。

 ただし石田健大投手や有原航平投手との直接対決で勝つ事ができず、1戦目の先発を外されるなど、内容としてはまだまだだった。山崎投手は「何としても秋は優勝したい。4年生中心にやっていきたい」と意気込みを語った。

 明治大はこれで春の日程を終了した。山崎福也投手、糸原健斗選手などの進路の決断も明らかになる。そして秋のシーズンでのリーグ制覇とドラフト会議に向けて進んでいく。

 

佐藤拓也選手は打率.404

 立教大は完封で敗れた。1番を打つ2年生の佐藤拓也選手はこの日は3打数0安打、打率は少し落としたものの全日程を終えて.404を4割越えを記録した。

 しかし今シーズンは打高投低で、4割越えが今のところ3人、3割越えも17人いる。そして明治大の植田弘樹選手が全日程を終了して.432で、佐藤選手の首位打者獲得はならなかった。それでも安打数は21安打、打点も1番バッターながら12打点で今のところトップの成績となっている。

 浦和学院時代は投手として打者として高い野球センスを見せていた佐藤拓也選手、大学1年から活躍を見せて2年で打者として立派な成績を残した。2年後のプロ入りに向けてこれからももっともっと成長してほしい。

 

 山崎が最終戦を今季初完封で締めた。1回戦で九回に失点しただけに「何としてもしたかった」と笑顔。エースは4カード目まで1勝と調子を上げられず、3連覇を逃す一因になった。善波監督は「秋につながる試合ができた。もうちょっと早くやってくれると助かったけど」と苦笑い。山崎は「向かっていく気持ちを持って、秋は優勝を狙いたい」と雪辱を誓った。

 明大はエース左腕の山崎が強風を利用した投球で今季初完封。「低めを意識した変化球の曲がりが大きかった。風をうまく使えたかなと思う」と3安打5奪三振で投げ切った。リーグ3連覇が懸かった今季は開幕から苦しみ、3勝止まりだったが「何としても秋は優勝したい。4年生中心にやっていきたい」と前を向いた。善波達也監督は「いいところが出てきた。秋につながっていく」と手応えを口にした。

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