ドラフト1位候補、国学大・杉浦稔大投手の弟、帯広大谷・杉浦大斗選手が選手宣誓

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 夏の高校野球大会、選手宣誓の抽選で当たりくじを引いたのは帯広大谷・杉浦大斗選手だった。

 杉浦大斗主将の兄は、今年のドラフト1位候補で国学院大のエース・杉浦稔大投手、杉浦投手自身も帯広大谷出身だった。

 抽選前にLINEで「せっかくなので宣誓に立候補すれば」と兄から連絡があり、「95人の中に入ってくるわ」と95回大会の選手宣誓の選手になる事を宣言していた。

 兄は弟が選手宣誓に決まった事について「ビックリ。いい経験になりますね」と話した。甲子園出場することができなかった杉浦稔大投手にとって、甲子園出場を果たし、その甲子園で選手宣誓まで行う事となる大斗選手は誇らしいし羨ましいだろう。

 秋には今度は自分の運命を決める抽選が行われるかもしれない。弟の強運が稔大選手にもありそうだ。しかしまずはリーグ戦で負ったケガをしっかりと直し復活する事が大切となる。

 壇上で封筒を開き、帯広大谷の杉浦主将は思わずニヤリと笑った。右腕を挙げると、客席のナインから拍手が起こった。選手宣誓の大役が決定。初の甲子園抽選会で強運ぶりを発揮し「ここまで当たるかというか…。驚きました。予備抽選から狙い通りで希望の3日目にもなった。120点ですね」とはにかんだ。

 予感は的中した。抽選前、選手宣誓に関し「立候補します。(当たったら)やばいですね」と話していた。本番では15人が立候補。見事に「当たりくじ」を引いた。

 北北海道大会で開幕戦を引き当て、甲子園予備抽選は1番を引き、本抽選の順番も一番最初。甲子園では開幕戦とはいかなかったが、中学時代からチームメートのエース田村純平(3年)は「あいつは何か持ってる。本抽選の時は(開幕戦じゃなく)ちょっとおかしいと思っていたけど、運を選手宣誓に使っちゃったんですね」と笑った。

 大阪出発前日の7月30日、兄でドラフト上位候補右腕の国学院大・稔大投手(4年)から「せっかくなので宣誓に立候補すれば」と連絡があった。「95人(95回大会の宣誓者)の中に入ってくるわ」と冗談交じりに返していたが、現実となった。この知らせに兄は「ビックリ。いい経験になりますね」とエールを送った。

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