明治神宮大会の展望(大学野球)、ドラフト指名選手とドラフト目指す選手の競演

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 16日(土)より明治神宮大会が開催される。亜細亜大は広島から2位指名を受けた九里亜蓮投手と横浜DeNAから3位指名された嶺井博希捕手が意気込みを語った。

やはり亜細亜大、明治大に注目

 嶺井捕手は「集大成として、今までやってきたことを出せば勝てる」と話すと、九里投手も「最後の大会なので全部行くつもりでいる」と話した。九里投手は今秋のリーグ戦では先発した試合6試合で全て完投勝利を挙げた。試行錯誤をして掴んだフォームに自信を見せている。亜細亜大には来年のドラフト1位候補・山崎康晃投手や2年生の花城直投手などの投手陣と、藤岡裕大選手、水本弦選手など注目の選手がそろい、優勝候補筆頭といえるだろう。

 また東京六大学王者の明治大もエースの関谷亮太投手が不調の中で、山崎福也投手や上原健太投手が好投してリーグ優勝を果たした。侍JAPANで見事な2ベースを放った岡大海選手に加え、糸原健斗選手、高山俊選手の野手の層も厚い。新人戦で活躍した海部大斗選手や石井元選手も控えている。

昨年王者の桐蔭横浜大、春王者の上武大も

 昨年秋に亜細亜大、法政大などを倒して優勝した桐蔭横浜大が連覇を狙う。昨年3完封の小野和博投手が今シーズンは不調だったが、横浜市長杯で復活の投球を見せた。またリーグ戦で無双のピッチングを見せた横山弘樹投手も抜群の安定感を見せ、今年も中央の大学を苦しめそうだ。

 上武大も千葉ロッテドラフト3位の三木亮選手を始め、小川裕生選手の主軸は得点力があり、リードオフマンの大谷昇吾選手は春ホームラン王のパンチ力がある。エース・横田哲投手も得点を許さない投手で、春秋連覇を狙う。

福岡大、大商大、八戸学院大

 福岡大は阪神ドラフト4位の梅野隆太郎捕手が4年間の集大成となる大会に臨む。昨年は亜細亜大の東浜巨投手に2安打14奪三振で完封された。今年は初戦の八戸学院大に勝利すれば2回戦で対戦する。梅野選手は「去年よりは良い戦いができると思う。悔いの無いようにチームによいものを残したい」と話した。

 しかし八戸学院大も手ごわい。3年生の秋山翔夢投手は180cmの左腕でリーグ戦は防御率0.41、東北福祉大などを下して出場してきた実力がある。

 大阪商業大も中日からドラフト3位指名を受けた桂依央利捕手が、関西学院大を相手にノーヒットノーランを達成した近藤大亮投手や3年生の金子丈投手をリードする。1点を奪って勝つ野球が特徴だ。

 出場する顔ぶれはどのチームも王者の風格がある。激しい戦いが予想される。

 16日に開幕する明治神宮大会に向け、DeNAから3位指名を受けた捕手の嶺井主将は「集大成として、今までやってきたことを出せば勝てる」と06年以来、7年ぶり4度目の日本一を誓った。広島から2位指名を受けたエース九里(くり)は、今秋リーグ戦で先発した試合で6試合連続完投勝利を挙げ、春から11連勝を飾った。それでも「レベルアップしたい」とリーグ戦後、毎日200球、多い日は400球の投げ込みを敢行。「最後の大会なので全部行くつもりでいる」と意気込んだ。亜大は17日の準々決勝で、八戸学院大と福岡大の勝者と対戦する。

福大、亜大に雪辱だ - 西日本スポーツ:2013/11/14

 

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