東海大がこの春、リーグ戦から無敗で優勝!吉田侑樹投手、芳賀智哉投手好投

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 大学野球選手権大会は東海大が2-0で神奈川大を下して優勝を飾った。大城卓三選手の2本のタイムリーヒットと、吉田侑樹投手、芳賀智哉投手の完封リレーで全国制覇を成し遂げた。

大城卓三選手がMVP

 大城卓三選手は準々決勝で2本の3ベースヒットを記録すると、この日も5回に先制のタイムリーヒット、そして7回には3ベースヒットを放ち2点目を挙げた。チームは2-0で勝利し大城選手の挙げた得点で優勝を果たした。

 この日も3安打するなど今大会は15打数8安打で首位打者となり、また決勝でのタイムリーや捕手として投手陣を好リードしMVPを獲得した。東海大相模では一二三慎太投手とバッテリーを組み準優勝をしていたが、ついに全国の頂点に到達した。

 大城卓三投手は187cmの大型捕手でこの春のリーグ戦で首位打者、今大会は3本の3ベースヒットを放った。進路については不明だが高校、大学での実績は今後の野球人生を強く後押ししてくれるだろう。

 

吉田侑樹投手、芳賀智哉投手が完封

 また投手では春のリーグ戦で5勝を挙げたエースの吉田侑樹投手がこの日も先発し6回4安打8奪三振で無失点と好投した。吉田投手は初戦の龍谷大戦で9回5安打8奪三振で無失点、準決勝では5回4安打2奪三振2失点で合計20回を13安打5四死球18奪三振2失点という成績で最優秀投手賞を獲得した。

 またこの日もリリーフで登板した芳賀智哉投手は3回1安打5奪三振で無失点、3試合にリリーフし13回3安打1四死球15奪三振で無失点と抜群の成績を残した。

 共に3年生で吉田投手は187cmの大型右腕としてさらに成長し、芳賀投手はチェンジアップを駆使したとともにストレートに磨きをかければ、来年のドラフト会議で名前が挙がる投手になりそうだ。

 

無敗で勝利

 東海大は首都大学リーグで14戦を戦い14勝0敗でリーグ優勝した。大学野球選手権でも4勝して優勝、この春は18戦全勝で優勝を果たした。

 リーグ戦の方式が大きく変更されたり、原貢氏が亡くなられたりといろいろな事があった東海大だったが、みんなの努力が見事に花開いた。

 

 好投手・浜口攻略の立役者は、全打点を稼いだ大城卓だ。5回に外角直球を捉え、先制の左前適時打。7回には外角に来たボール球をうまくすくい、中越え適時三塁打。02年の亜大・松田(現ソフトバンク)以来となる大会最多タイ3本目の三塁打で勝負を決めた。「(原貢氏には)高校時代はいつもセンター返しと言われていた。基本の大切さを教わった。きょうも自分で決めてやろうと思っていた」。長兄・昌士、一塁で先発した双子の兄・建二と3兄弟全員が東海大相模、東海大で育った。名将の教えを体現し、最高殊勲選手賞と首位打者の2冠に輝いた。

 「ホントにうれしい。特別な思い、原貢さんへの思いがあった。高校(東海大相模高)のとき“センター中心に振っていけ”と声をかけていただいた。最高の報告ができます」

 五回に先制打。七回にも貴重な追加点となる中越え適時三塁打をたたき出した大城卓は声を張り上げた。

 決勝戦で3安打2打点とチームを優勝に導いた大城卓三が、大会通算15打数8安打でMVPと首位打者賞を獲得した。今春のリーグでも初の首位打者に輝いた4年生は「今大会は特別な思いを持って臨んだので、優勝できてうれしい。リーグ戦から負けなしでこれて最高です」と、目標だった無敗での日本一を果たして笑顔だった。


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