大学野球選手権2日目を振り返る

大学野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

大学野球選手権2日目、侍ジャパン大学代表にも選出された野手などが、さすがのプレーを見せた。

四国学院大vs東北福祉大

東北福祉大の4番センターで出場した楠本泰史選手は、初回に小久保気投手の球をじっくりと見て、落ち着いて一二塁間にヒットを放つと、6回もカウント3-2と粘った後に真ん中高めのストレートを一二塁間にうまく捌いた。打席で余裕を感じさせ、スイングをしても体が微動だにしないような足が地に着いたバッティングで、4番バッターになった。

上武大vs福井工大

上武大は3番サードで出場した主将の鳥巣誉議選手が、第1打席、第2打席と鳥巣選手らしい柔らかいバッティングでヒットを打ち、タイブレークとなった場面で最初のバッターに指名されると、レフト方向に勝ち越しの2点タイムリーヒットを放った。柔らかくて勝負強い、戦前の評価通りの活躍だった。

個人的にはプロでもヒットメイカーとして活躍しそうな選手だと思うが、社会人野球でプレーすることを希望する鳥巣選手、いつかプロで見てみたい。

また上武大は1年生で148キロを記録した西村雅暉投手が2番手で登板し、2回2安打4奪三振1失点とまずまずの投球を見せた。この日は低めにたたきつける球も多かったが、その叩きつけた球が148キロを記録、145キロ前後のストレートで三振を奪っていた。将来が楽しみな投手。

福井工大はエースの近藤洸投手が3番手で登板し、2回1/3を2安打4奪三振で自責点0、140キロを越えてきており安定した左腕投手で期待したい投手。

京都学園大vs大商大

大商大は2年生の148キロ右腕・大西広樹投手が先発し、最速144キロを記録した力強い球で9回4安打6奪三振1失点におさえて勝利した。3回先頭打者から4者連続三振も見せた。大西投手は岡田明丈投手を越える投手になりたいと話す。

岐阜経済大vs石巻専修大

石巻専修大はエースの2年生・菅野一樹投手が先発し、8回6安打7奪三振、5四死球も1失点に抑えた。180cm81kgの体格があり、がっしりした印象で、球速は140キロ前半だが、もっと球速が出てもいいと思わせる。楽しみな投手。

全日本大学野球選手権2日目の対戦カードと注目選手

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