東都リーグでは専修大が苦しんでいる。この日の中央大戦で敗れ、この春は0勝10敗1引き分けに終わった。2部で8勝0敗で優勝を決めている立正大と、6月に入れ替え戦を行う。
投打に軸ができず
専修大は、1年時より登板をし侍ジャパン大学代表も経験しているアンダースローの高橋礼投手にエースの期待を込めていたと思うが、今季も結果を出せずに終わった。
1,2年ではリリーフだと好投を見せていた高橋投手、先発だと結果を出せないのはこの春も変わらなかったが、昨年より投球内容もよくない状態が続いている。変則フォームという事もありドラフト候補に名前が挙がるが、今の状態ではドラフトでの指名は難しいと思う。
また、中部商時代にドラフト候補として注目された前田敬太投手も先発に起用されたものの結果を出せなかった。
2015年春は猛打でリーグ制覇を果たしたチームで、打撃については各打者とも鋭いふりを見せるが、今季は4番に据えた2年生の平湯蒼藍選手や、来年のスラッガードラフト候補・秦匠太朗選手も結果を出せなかった。
2部では立正大が今年のドラフト候補・小畑尋規捕手の巧みなリードで、3年生の鈴木友也投手が3勝0敗、防御率0.87で2部リーグ1位、釘宮光希投手が4勝0敗、防御率1.12で2位となっており、抜群の安定感を誇る守備力で2部では8勝0敗負けなしですでに優勝を決めている。
シーズン途中で入れ替え戦に向けた発言をしていた専修大・斎藤監督だが、入れ替え戦は厳しいものとなりそうだ。
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