立命館大・山上大輔投手は8回9奪三振2失点、東海大・青島凌也投手登板など

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大学野球選手権1日目は、ドラフト注目野手の評価が上がったが、投手についても評価をしてみる。

大学野球選手権1日目の投手

立命館大は最速149キロ右腕の山上大輔投手が先発し、序盤は球速もあまり伸びてこなかったが、中盤から140キロ中盤を記録するようになり、最速は147キロを記録した。「スプリットがよかった。初回から真っすぐを狙われていたので、4回からは変化球を多めに」とスプリットを増やし、8回を投げて7安打2失点も9つの三振を奪い、奈良学園大の反撃を抑えた。フォームも安定しているし球の力もある。ただ、4年生投手にありがちなマウンド上でのふてぶてしさが見られ、ヒットを許した後の姿勢などはピリッとしたほうが印象が良くなる。力は十分あるので、そういう所がスカウトから見られる事になりそうだ。力はある。個人的にはドラフト4位前後と評価。

奈良学園大の菅田大介選手は二刀流で、打撃でも3番手で登板した投手としてもこれから評価をしたい選手だった。大型左腕として可能性を秘めている。

天理大の八木玲於投手は150キロを超す球を投げると注目していたが、148キロを記録した。まだ抜ける球も多いし、腕の力で投げているため、思い切り投げ続けると球威がすぐに落ちてくる。リーグ戦では完封勝利も挙げており、体力をアップして相手を見下ろして投げられるような感じになれば、リーグ戦でも大舞台でも勝てる投手になりそうだ。良い球を投げていたし下半身もあるので期待したい。

大商大の大西広樹投手は大きく崩れなさそうな制球力があり、沈む球もあり安定感を感じさせられた。来年プロ入りとなると、もう1ランク上の球速を記録したい。九産大の2年生・岩田将貴投手は6回9安打も1失点、高校時代から左のサイドから打ちにくい球を投げていたが、着実に球威もついてきており、2年後が本当に楽しみな投手。また浦本千広投手は3回を投げて2安打1失点、角度のある140キロ中盤の球を投げ、沈むボールもスライダー、スプリット、カーブなど多くの球筋の球を持っている。来年はドラフト候補として意識できる。

東海大は原田泰成投手が球速も球威もあまり出なかった。リーグ戦のような躍動感を見せることができなかったが、それでも6回3安打1失点とポテンシャルの高さを見せた。飯嶋海斗投手も球が走らずに1/3回で2安打2失点という内容。打ちにくい左横からの球だったが、やはりもう少し球威が必要。

小郷賢人投手は申し分ない。1回1/3を1安打2奪三振無失点、140キロ後半のストレートを連発した。またエース・青島凌也投手が最後の1人だけ投げた。プロ注目の岩城駿也選手との対戦だったが、伸びのあるストレートを外角に決め、筋の良さを見せている。球速は144キロ、まだ7割くらいと話す青島投手、秋は非常に楽しみだ。

全日本大学野球選手権(2018)、1日目の対戦カードと注目選手

2018年度-大学生投手のドラフト候補リスト

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