大学野球選手権はベストが対戦、明治大vs東洋大は事実上の決勝戦ではない

大学野球選手権はベスト8が出そろい、東京六大学王者の明治大と、東都覇者の東洋大が対戦する。報道では事実上の決勝と騒ぐが、王者・東北福祉大も注目される。

森下vs村上

明治大vs東洋大の対戦、東京六と東都の直接対決は過去27度あり、勝者はその後、26度優勝をしているという。しかし、大学選手権は長い間、東京六大学リーグと東都リーグがシードをされ、決勝戦まで勝ち上がらなければ対戦できない仕組みになっていた。以前は選手層はもちろん実力も抜けていたが、近年は初戦で敗退する事もあり、その特別扱いもなくなっている。

それでもやはり東京六大学王者と東都王者には、プロ注目の選手が多く、その対戦には注目が集まる。ベスト8での対戦となった今年は、明治大は155キロ右腕で今年のドラフト1位指名間違いなしの森下暢仁投手、東洋大は春のリーグ戦で6勝0敗、防御率0.77でMVPも獲得した3年生エース、来年のドラフト注目投手となった村上頌樹投手と、打撃と強肩が注目され、昨年も大学代表入りしている佐藤都志也選手が注目される。

森下投手は昨日の試合では登板せずに、この日に先発することが明言されており、9日の開会式で昨年の代表でともに戦った佐藤選手に、「東洋しか見ていないぜ」と吹っ掛けた。一方、昨日の桐蔭横浜大戦で先発し、7回112球を投げて2安打6奪三振無失点の貫禄の投球を見せた村上選手も、「森下さんに勝ちたい。自分より身長が高くて球が速くて三振が取れる、理想的な投手ですけど。やるからには勝ちたい」と話し、挑戦状をたたきつけた。

連投のマウンドになることについて、東洋大の杉本監督は、「毎日この程度の投球はしている。投球練習の一環ですね」と話し、今日の先発についての可能性も示唆した。

事実上の決勝戦か

新聞報道では事実上の決勝戦と言われるが、前年王者の東北福祉大も強さを見せてベスト8入り、また国際武道大が2年連続で準優勝をしていた千葉県リーグ代表の城西国際大も、福岡大を8-2で下し強さを見せた。その2チームと対戦する佛教大や東農大北海道も勢いに乗っている。

また、プロ注目の大西広樹投手、橋本侑樹投手の2枚看板を擁し、小野寺暖選手など打力もある大商大と、山崎伊織投手、小郷賢人投手、原田泰成投手の150キロ右腕を擁し、それをリードする海野隆司捕手や、杉崎成輝選手・千野啓二郎選手といった東海大相模の夏の甲子園優勝メンバーが4年生となった東海大との対戦も、明治大vs東洋大と同じく注目される。

大学野球選手権(2019)準々決勝の対戦カードと注目選手

9日の開会式。佐藤都主将は侍ジャパン大学代表候補で顔見知りの森下から、神宮を本拠とする伝統校同士として「東洋しか見ていないぜ」と言われた。東都の今春リーグ4冠右腕・村上も望むところ。「森下さんに勝ちたい。(1メートル74の)自分より身長が高くて(1メートル80)、球が速くて三振が取れる、理想的な投手ですけど。やるからには勝ちたい」。臆せず挑戦状を叩き付けた。


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