埼玉西武は、ドラフト6位で指名したタイシンガーブランドン大河選手と、契約金3000万円、年俸700万円で仮契約を交わした。大学屈指の三塁手として、昨年の時点ではドラフト1位で指名された渡部健人選手とは、そんなに差はなかった。
サードで
タイシンガーブランドン大河選手は沖縄・石川高校時代に、全体で行われた体力計測で好成績を残し、巨人などが注目をしていた。東農大北海道オホーツクに進むと、1年時はレフトで出場し、大学野球選手権でも4番で出場をした。1年生での4番は珍しかったが、この大会で、桐蔭横浜大の渡部健人選手も1年生で4番として出場をしていた。
大学3年になると、ブランドン選手は3番サードとしてチームの中心バッターとして出場、城西国際大戦で3ランホームランを放つなど、ベスト4進出を果たした。2回戦の2019年6月12日には神宮球場の2戦目で桐蔭横浜大の渡部選手が6番サードで出場、次の3回戦でブランドン選手が出場しており、ニアミスをしていた。
そして今年、ドラフト会議では渡部選手が1位指名、ブランドン選手が6位で指名された。渡部選手は秋のリーグ戦で8本塁打を放ち、一気に評価を挙げた形となった。
ドラフト時での評価の差は大きく開いた。しかし、強打の右の三塁手を2人獲得したということは、渡部選手が獲得できなかったときは、ブランドン選手を指名すると決めていたのだと思う。高く評価していた選手が6位まで残っていたので、こちらも指名しようという流れは、DeNAでも見られた。
強力なライバルがいるなかで、プロでプレーできる。渡部、ブランドンの二人の競争に注目したい。

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西武からドラフト6位で指名を受けた東農大北海道オホーツクのブランドンが東京・世田谷キャンパスで契約金3000万円、年俸700万円で仮契約した。
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