2024年注目の社会人のドラフト候補~野手編~

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2024年の注目の社会人野手のドラフト指名予想をしてみます。

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社会人野手のドラフト上位候補

 選手名チーム投打特徴評価
野口泰司NTT東日本右右179/82B-
石伊雄太日本生命右右179/83B-
南木寿也JR北海道クラブ右右180/90B-
徳丸天晴NTT西日本右右185/91B-

昨年はENEOSの外野手・度会隆輝選手がこの時期からドラフト1位候補として注目され、ドラフト会議では3球団が1位指名で競合した。また、2位で三菱重工Eastの津田啓史選手が指名され、高校卒3年目の選手が上位で指名された。

今年は度会選手のように、現時点でドラフト1位候補と呼べる選手はいない。

しかし昨年は即戦力捕手のドラフト候補が少なかったこともあり、今年はプロも捕手の獲得を狙っていると見られる。捕手のポジションでもしかすると、という選手を挙げたい。

野口泰司捕手と石伊雄太捕手はそれぞれ大学時代に注目されている投手で、指名の可能性は十分高かった選手だった。特に大学代表候補合宿ではこの世代の捕手はレベルが非常に高かったと認識している。そして二人は社会人1年目の春から実績を残しており、正捕手となっている。石伊選手は日本選手権の東京ガス戦でホームランを放って見せ、野口選手は秋に打撃の調子を落としていたが春から夏にかけては好調だった。

南木寿也選手は昨年指名が解禁されていた捕手で、12月には侍ジャパン社会人代表入りすると、城野達哉選手やベテランのNTT西日本・辻本勇樹捕手とのポジションで試合途中からリリーフ捕手として出場するなど信頼感のある守備とリードを見せていた。打撃は課題でドラフト上位ということであれば打撃は求められてくると思うが、体もある選手なので長打も見せた上で、代表を経験した即戦力捕手として上位指名を目指したい。

あとは人気の高校卒3年目で、徳丸天晴選手は智弁和歌山時代より恵まれた体からの長打力が注目されてきた。まだ打撃成績的には物足りないもののサードとして出場をし続けており、高校時の評価と組み合わされて評価が高くなる可能性を秘めている。

その他、ドラフトで指名されそうな社会人野手

☆今年指名解禁

 選手名チーム投打特徴評価
城野達哉西濃運輸右左177/84B-
久保田拓真パナソニック右右183/98B-
蓑尾海斗Honda熊本右右175/75B-
大西蓮JR東日本東北右右184/88B-
小松勇輝JFE東日本右左172/75B-
中村迅NTT東日本右左183/83C+
斎藤大輝東芝右右178/81B-
丸山壮史ENEOS右左179/83B-
中川拓紀Honda鈴鹿右左180/71B-
古川智也三菱自動車岡崎右右175/77C
小中健蔵西濃運輸右左181/86B-
高波寛生大阪ガス右左188/85B-
山田健太日本生命右右183/88B-
三木太陽JR四国右左178/85C+
井上剛Honda熊本右右166/65C+
松下豪佑日立製作所左左180/80B-
藤原龍之介SUBARU右右181/80B-
山中稜真三菱重工East右右176/75B-
福本綺羅東海理化左左176/82B-
三井健右大阪ガス右左187/80B-
猪原隆雅ミキハウス右右178/86C+
土井克也JFE西日本右右181/87B-
美澤真斗JR九州右右176/80C+

捕手では昨年もドラフト候補だった城野達哉選手と久保田拓真捕手を挙げる。ともに長打力のある捕手で、城野選手は5打席連続ホームランを放ち有名になった。12月には侍ジャパン社会人代表入りしDHとして出場している。久保田選手も長打力があり、大学卒3年目で昨年より上の成績を残したい。

指名解禁組の捕手ではHonda熊本の蓑尾海斗選手、大学時代に代表合宿で野口選手や石伊捕手とともに常連で、あまり打つことはできないが捕手としてのリード、守備面に安定感があり、強豪・Honda熊本でも秋からスタメン捕手となった。社会人野球で長い間プレーする選手になるかプロに行くかは本人の意思にも依るかもしれない。

内野手では西濃運輸の小中健蔵選手と大阪ガスの高波寛生選手、日本生命の山田健太選手、東芝の斎藤大輝選手が注目される事になる。小中選手はチームの4番を打ち社会人トップクラスのスラッガーと言える所まで成長をしている。DHでの出場が多く、サードでもアピールをしたい。高波選手は188cmの大型遊撃手で、9番で出場し安打を打てるし一発の怖さもある。プロ入りに決め手となる活躍を見せたい。山田選手は大阪桐蔭、立教大で注目の強打の二塁手。大学時代はテイクバックに課題があると個人的に見ていたが、やや改善し、左右に強い打球を打っている。高校時代にようなどんな球でもどんな投手でも打ってやるみたいな迫力のある打撃を見たい。斎藤選手も高校、大学と活躍をしており、昨秋は打撃が絶好調で安打も打てるし長打も打てている。これを1年間持続できればドラフト会議での指名が有力となる。

12月の代表組で、JR東日本東北の大西蓮選手はDHの選手。代打などで長打を放つなど存在感を見せていた。NTT東日本の中村迅選手はショートのレギュラーとして出場、183cm83kgの大型遊撃手で打撃で引っ張る試合もあった。ともに4年目となるが魅力のある選手。昨年指名解禁でドラフト候補だった中川拓紀選手は9番サードで出場し、1番につなぐ打撃とスピードを見せていた。丸山壮史選手は昨年5本塁打と長打力のある選手で、一塁手なのでもっともっと打ちまくりたい。

三菱自動車岡崎の古川智也選手は3番セカンドなどで出場し、マルチヒットも多い安打メーカー、Honda熊本の井上剛選手は日本選手権で9番ショートで安打を打ちまくっており、今年は1番でチームを勝たせる活躍をしたい。JFE東日本の小松勇輝選手も3番ショートの選手でかなり高い打率を記録している。このまま打ち続けたい。

高校卒3年目ではJR四国の三木太陽選手に注目しておきたい。広陵でスラッガーとして注目され、まだ出場も多くないが急成長に期待したい。

外野手ではミキハウスの猪原隆雅選手は12月の侍ジャパン社会人代表でプレーし、勝負強い打撃で決勝の台湾戦では4番を打った。この実績を足がかりに3年目の今年は成績を残してアピールしたい。大阪ガスの三井健右選手は4年目となる。年齢の事はあるものの、社会人屈指のスラッガーであることは間違いない。山中稜真選手はライトと一塁で出場をしており、3番打者として長打を打つ。松下豪佑選手も強打の外野手で左右に強いあたりを打てる。

指名解禁組では、東海理化の福本綺羅選手、JR九州の美澤真斗選手が高校卒3年目で、福本選手は明石商時に強打が注目された。力強いスイングで昨年も試合でしっかりとヒットを打っており、都市対抗本戦では14打数7安打で若獅子賞と外野手の優秀選手に輝いている。見澤選手は育英高からJR九州に進み、昨年は結果は後少しだが出場を重ねている。開花を期待したい。

JFE西日本の土井克也選手は唐津商、神奈川大で強打の捕手として注目されてきた。社会人では指名打者や外野手で出場しており、打撃の強さはトップクラスのものを持っている。できれば捕手としての力も見てみたい所だが、打撃で勝負するなら覚悟を決めて打ちまくりたい。

指名順位予想

最後に2023年のドラフト指名と比較して、指名順位を予想してみる。

順位2023年2024年予想
1~2位度会隆輝・外・ENEOS 1位
津田啓史・内・三菱重工East 2位
野口泰司・捕・NTT東日本・2位予想
石伊雄太・捕・日本生命・2位予想
3~4位佐々木俊輔・外・日立製作所 3位
泉口友汰・内・NTT西日本 4位
南木寿也・捕・JR北海道クラブ
徳丸天晴・内・NTT西日本
小中健蔵・内・西濃運輸
高波寛生・内・大阪ガス
小松勇輝・内・JFE東日本
福本綺羅・外・東海理化
5位以下 蓑尾海斗・捕・Honda熊本
斎藤大輝・内・東芝
山田健太・内・日本生命
三木太陽・内・JR四国
井上剛・内・Honda熊本
中川拓紀・内・Honda鈴鹿
中村迅・内・NTT東日本
大西蓮・内・JR東日本東北
土井克也・外・JFE西日本
美澤真斗・外・JR九州
猪原隆雅・外・ミキハウス
育成
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