巨人、ドラフト3位指名の直江大輔投手、木佐貫スカウトが「育てます」と獲得

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巨人はドラフト3位で指名した松商学園の145キロ右腕・直江大輔投手に指名あいさつをした。担当の木佐貫スカウトが来年から2軍投手コーチとなるが、「育てます」と説得して獲得をした選手だった。

綺麗なフォームの145キロ右腕

直江大輔投手は2年夏の甲子園で登板し、140キロ前後ながら無駄のないきれいなフォームからのキレの良いストレートと変化球に注目された。しかし今年は甲子園に出場することは出来ず、最速145キロを投げたものの、さらに上を期待されていた投手だった。

直江投手は「僕は出られなかったので、余計に自分も力をつけてそういう世界でやりたいという思いが強まった」と話し、甲子園に出られなかった事によってプロ入りの気持ちが強くなったとし、プロ志望届を提出していた。

その直江投手について巨人は木佐貫スカウトが担当スカウトだった。ドラフト会議直前のスカウト会議では木佐貫スカウトが来年から2軍投手コーチに就任することが決まっていたが、直江選手の獲得について原監督より、「直江を指名したら育てられるか?」と問われ、「育てます」と話し、3位での指名が決まった。

直江投手は、「ドラフト前から教わりたいなと思っていた」と話し、木佐貫スカウトの指導を希望していた。きれいなフォームから投げる右腕として木佐貫コーチはお手本になるだろう。そして自らが獲得した選手という事もあり、懸命に育てる事になりそうだ。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

10月25日のドラフト会議の直前、既にファームコーチ就任が決まっていた木佐貫氏は、原監督から「直江を指名したら育てられるか」と問われ、「育てます」と即答。結果的に来季からはコーチと選手として対面することになり、直江も「ドラフト前に木佐貫さんが来年はコーチになると知っていたので、同じチームでいろいろと教わりたいなと思っていた。うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。

担当の木佐貫洋スカウトが入団後はファームのコーチとなる巡り合わせに「ドラフト前から教わりたいなと思っていた」と弟子入りを志願し、同コーチも「木佐貫の18歳よりいい。縁を感じています。コーチ1年目なので一緒に成長していきたい」と語った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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