東北楽天、ドラフト1位候補に152キロ左腕の立命館大・東克樹投手

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東北楽天が、立命館大の東克樹投手をドラフト1位候補に挙げていることが分かった。

現時点で一番良い

 東克樹投手は170cm75kgの左腕投手だが最速は152キロを記録する。この春のリーグ戦でリーグ史上初となる2度目のノーヒットノーランを達成し話題となった。その東克樹投手について東北楽天の関係者は、「現時点では一番良い」と話し、左腕投手でNO.1と評価しているという。

東北楽天は常に先発左腕投手を狙っているチームで、これまで多くの左腕投手を1位指名してきたが、左のエースとして成長した選手はまだおらず、現在の先発ローテーションも則本投手、岸投手、美馬投手と右が中心となっている。

2013年にはドラフト1位で松井裕樹投手を獲得したが、東投手は同学年で、同じく小柄な左腕だが150キロを超す速球を投げる投手としても共通している。松井投手はリリーフに定着したが、東投手には先発を期待している。

現時点では社会人志望

しかし東投手は進路について「社会人に進む予定」であることを明かしている。ただし、侍ジャパン大学代表のメンバーにも選ばれ、「大学ジャパンでいろんな話を聞いて、気持ちが変わったらプロ志望届を出すこともあるかもしれない」とも話し、プロ志望届を提出する可能性も示唆している。

今年の左腕投手では、JR東日本の田嶋大樹投手が152キロの速球と先発として柱の投球を見せている。また東大の宮台康平も150キロを記録する左腕で注目されたが、この春にフォーム改造の結果が出ずに苦しいピッチングを見せていた。

東北楽天もドラフト1位では和製対大砲候補の清宮幸太郎選手が有力候補だが、田嶋投手、東投手などの左腕投手との比較となり、チーム状況や清宮選手の指名競合状況などを見て、東投手の単独1位指名の可能性も考えられる。

2017年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト
2017年度投手-左投のドラフト候補リスト

球団関係者は「(社会人、高校含めて)現時点では一番良い」と高い評価を与えており、今秋のドラフトに向けて1位候補のリストに入れている。

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