東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクが、甲子園に出場した選手の総括を行った。
目立ったのは高松商・浅野外野手と大阪桐蔭・松尾捕手
打者で真っ先に名前を挙げたのは高松商・浅野翔吾選手と大阪桐蔭の松尾汐恩捕手で、「浅野選手は観客がここで見たいというところで打てる。スター性を感じましたね。」と評価した。
また、近江の149キロ右腕・山田陽翔投手については、「投手と野手の両方で活躍していますが、一番の長所はどんな場面でも力を発揮できるハートの強さ。野手としては長打を打てる打撃、投手としては強いストレートと縦のスライダーがすばらしいと思います。」と話し、二刀流で評価をした。
投手では京都国際の森下瑠大投手について「体の状態が良くなかったが、その中でもポテンシャルの高さを見せました。チェンジアップが印象的でしたね。伸びしろがありますし打撃も捨てがたい。」と評価、また、日本文理の田中晴也投手についても、「指の状態が悪く、本来の姿を見せることができなかった。ピッチングだけではなくバッティングも能力が高いです。」と評価した。そして、「山梨学院の榎谷礼央投手はずっと注目しています。投球のセンスがいいですね。」と名前を挙げた。
捕手では聖光学院・山浅龍之介捕手を「強さと正確性を両立しているスローイングが魅力です。」と評価、内野手では天理の戸井零士選手を「右投げ右打ちのショートは希少性が高い。スイングの軌道が良いです。」と評価、外野手では九州国際大付の黒田義信選手を「欠点のない三拍子そろった選手です。」と評価した。
そして2年生についても話し、聖光学院の高中一樹二塁手、国学院栃木の長田悠也遊撃手、三重の野田泰市外野手、横浜の緒方漣内野手を評価した。

高松商・浅野外野手と大阪桐蔭・松尾捕手の活躍は目立っていました。浅野選手は観客が“ここで見たい”というところで打てる。スター性を感じましたね。近江の山田選手は投手と野手の両方で活躍していますが、一番の長所はどんな場面でも力を発揮できるハートの強さ。野手としては長打を打てる打撃、投手としては強いストレートと縦のスライダーがすばらしいと思います。
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ヤクルトは上手ではない。