阪神、ヤマハ・竹下真吾投手を外れ1位候補にリストアップ

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 阪神がヤマハの149km/h左腕・竹下真吾投手を外れ1位候補に挙げていることが分かった。

社会人屈指左腕

 サンケイスポーツによると、阪神はドラフト1位指名では早大・有原航平投手の指名を決定する方針、ただし指名競合が予想されるため外れ1位で指名する投手を絞り込む中で竹下真吾投手の名前が浮上したようだ。

 球団関係者も竹下投手について、「リストにあります。他球団の動向も踏まえて、戦略を練りたい」と指名リストに残っていることを明らかにしたという。

 

東京ヤクルトもリストアップ

 竹下投手は最速149km/hの力強いストレートと、スライダー、チェンジアップなどの変化球も有効に使うことができる投手で、東京ヤクルトも1位候補にリストアップをしており、「他球団も上位で狙っているのでは?」と警戒もしていた。

 社会人では新日鐵住金鹿島の横山雄哉投手もNO1左腕として評価されているが、まだ素材型の横山投手よりも即戦力の左腕として評価されている。

 阪神は昨年は大瀬良大地投手、柿田裕太投手の右腕の指名を抽選で外し、左腕の岩貞祐太投手を指名している。まずは有原航平投手といった目玉候補を指名し、獲得できなかった場合には選手が希少なポジションの選手を指名する。今年も即戦力投手の1位指名を決めており、左腕の竹下投手や明大の山崎福也投手などのチーム内での順位は上になっていそうだ。

 ドラフト直前になり名前が挙がってくるであろうとみられていた竹下投手、今後も他の球団からも名前が聞かれると思う。ドラフトではどこの球団が指名をするのか注目したい。

 密着マークしている担当の熊野スカウトも「球に力がある」と評価する。阪神は最速156キロ右腕の有原を1位指名することが決定的だ。ひじを痛めている情報もあるため、中村GMが18日のリーグ戦を最終チェックし、その後、坂井オーナーの承認を得た上で正式決定する流れだ。一方で、有原をめぐっては複数球団での競合が必至で、外れ1位をどうするか-も今後の大きな焦点となる。複数の候補者の中から浮上したのが竹下だった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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