プロ野球キャンプでは、巨人のドラフト1位・浅野翔吾選手が紅白戦で初ヒットを放ち、千葉ロッテ2位の友杉篤輝選手、阪神ドラフト6位の富田蓮投手もアピールをした。
うちのドラフト1位
巨人のドラフト1位・浅野翔吾選手がこの日、紅白戦に8番センターで出場すると、4回にインコースのストレートをレフト前にライナーではじき返し、ノーヒットだった前日も含めて紅白戦4打席目で初ヒットを記録した。
「完璧ではなかったけど、しっかりと振れた。ベンチの先輩方が一緒に喜んでくれたのがうれしくてガッツポーズが出ました」と話す浅野選手に、巨人の原監督も「なんたって、うちのドラフト1位だから」と笑った。巨人の1軍は那覇の2次キャンプに出発するが、浅野選手は2軍でじっくりと鍛えていく。
千葉ロッテ2位の友杉篤輝選手は、台湾の楽天モンキーズとの練習試合に出場すると、逆方向に2安打を記録し、盗塁も一つ決めた。高い守備力がある中で打撃が課題とされているが、「とにかく粘り強く逆方向を狙おうと思った」と結果を残した。引っ張っての強い打球も見せてゆきたい。
阪神ドラフト6位の富田蓮投手は紅白戦の9回に登板すると、140キロ中盤の速球と「自信のあるボール」というカーブを織り交ぜ、1回を1安打無失点に抑えた。「変化球でも自分の思ったところに投げられましたし、ランナーが出た状態でも慌てず、自分のピッチングができた。そこはよかったかなと思います」と話した。
岡田監督も「一番安定してたんは富田と思うよ」と話し、「いつでもストライク取れるような感じやし。右バッターでも三塁線にファウルを打たせるような投げ方できるよな。カーブ、スライダーでなあ」と計算ができる投手と評価した。そして「もうちょっとしたら分かるわ」と、1軍合流を示唆した。




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