都市対抗、大学日本一投手の投げ合いは富士重工・小野和博投手に軍配

セガサミー, 富士重工, 小野和博, 横田哲

 都市対抗野球3日目、この日もルーキーの選手たちが注目を集めた。富士重工vsセガサミーは、小野和博投手と横田哲投手のルーキー同士が投げ合った。二人は大学日本一を経験している。

大学日本一投手対決

 富士重工の小野和博投手は桐蔭横浜大時代に3年生で明治神宮大会で大阪体育大の松葉貴大投手、亜細亜大の九里亜蓮投手、法政大の三嶋一輝投手と投げ合って勝利し優勝をしている。

 その小野投手は社会人でも1年目からエースとして、大学の先輩・東明大貴投手が抜けた穴を埋めると、この日は140km/h前後のストレートを度胸良くストライクに投げ込んで詰まらせ、決め球のスプリットで空振りを奪った。9回を投げて6安打8奪三振1失点で完投、社会人の全国の舞台でも全く緊張せずに勝利した。

 一方、セガサミーの横田哲投手は、大学4年の夏の大学野球選手権で、明治大の山崎福也投手や亜細亜大の山崎康晃投手に投げ勝ち優勝をしている。

 この日はストレートが高めに浮き、変化球が見極められてしまい、4回1/3を投げて9安打3奪三振、自責点3でマウンドを降り、小野和幸投手に軍配が上がった。

 来年はプロ入りが予想される両投手、勝てる投手として実績は十分なので、あとは球速を伸ばて、上のレベルでも同じような投球ができそうと強く感じさせる投手になってほしい。

 12年に桐蔭横浜大のエースとして明治神宮大会を制覇。昨年、全日本大学選手権で上武大を初の日本一に導いた横田との「全国制覇」同士の投げ合いも「試合に入ったら気にならなかった」。それよりも前日に大学時代の同期だったNTT東日本の横山が完封勝利を挙げたことに「頑張らないと」と刺激を受けた。観戦した巨人の長嶋茂雄終身名誉監督も「自由自在に内外角に投げ分けて、セガサミーの打線を翻ろうしていた。大学でNo・1になっただけのことはある」と賛辞を惜しまなかった。


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