阪神がスカウト会議、佐野日大・田嶋大樹投手、智弁学園・岡本和真選手の名前が挙がる

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 センバツ大会、多くのスカウトは1回戦で全てのチームが出場したところまでを視察し、スカウト会議を開いたあと2回戦以降は視察をせず、各地で始まる春季高校野球大会や大学リーグ戦に足を運ぶ事が多い。昨日は6日目、横浜高校と八戸学院光星までの全てのチームが出揃う予定だったが、雨のため延期となった。全てのチームがまだ登場していないが、阪神は予定通りスカウト会議を開いた。

2人の名前を挙げる

 スカウト会議では、センバツに出場した選手についての話が行われたようだが、会議終了後に佐野統括スカウトは目立った選手として、「田嶋くんと岡本くん」と佐野日大の田嶋大樹投手と智弁学園・岡本和真選手の名前を挙げた。田嶋投手は最速145km/hを記録し5安打12奪三振で完封勝利を挙げ、岡本選手は甲子園初打席でホームランを放つと、同じ試合で2本塁打を記録した。

 阪神は大会前のスカウト会議で、佐野日大の田嶋大樹投手をドラフト上位候補として名前を挙げていたが、佐野統括スカウトは「パワーもあってスイングも速い。注目したい」と岡本和真選手も田嶋選手と並ぶ評価をしているようだ。

 

プロも注目

 阪神は近年は金本選手や新井選手などFAで獲得した選手が主軸を打ってきたが、自前で主軸打者を育てる方針を掲げており、2011年には慶大のスラッガー・伊藤隼太選手をドラフト1位で指名し、2012年には甲子園で4本塁打を放った光星学院の北條史也選手をドラフト2位で指名、今年も2位で横田慎太郎選手、3位で陽川尚将選手、4位で梅野隆太郎選手とホームランを打てる野手をそろえた。

 今の所、投手の補強も必要で安楽智大投手など投手の指名の可能性が高いものの、主軸候補として岡本和真投手の名前が1位候補に挙がるかもしれない。

 2回戦ではその田嶋大樹投手と岡本和真選手の対決が見られる。ここが評価のポイントとなってくるかもしれない。

 

 阪神は26日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。選抜高校野球期間中に恒例となっており、1回戦で完封した佐野日大(栃木)の田嶋大樹投手(3年)、1試合2本塁打を放った智弁学園の岡本和真内野手(3年)の名前が挙がった。

 目立った選手を問われた佐野統括スカウトは「田嶋くんと岡本くん」と即答。岡本については「パワーもあってスイングも速い。注目したい」と話した。また、数人をドラフト指名候補に追加したことも明かした。

智弁学園・岡本、密着マークや! - デイリースポーツ:2014/3/27

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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