流経大・生田目翼投手も150キロで2回無失点、横浜DeNAなど7球団が注目

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東京新大学リーグでは流通経済大の生田目翼投手が約1年ぶりにマウンドに上ると、150キロを記録した速球で2回を無失点に抑えた。7球団のスカウトが視察をし一安心の表情を見せた。

気持ちよかった

生田目翼投手は3-2とリードした8回にリリーフでマウンドに上ると、いきなり四球を与えたあと2ベースヒットを浴びてノーアウト2,3塁のピンチを招いた。しかしここでスイッチが入ると、雄たけびをあげながら150キロのストレートで押して後続を抑え失点を許さなかった。9回も無失点に抑え2回1安打無失点で復活の投球を見せた。

生田目投手は「緊張して体が動かなかった。でも、狙われていた真っすぐで抑えられた」と話し「楽しかったし気持ちよかった」と話した。ここまで登板しなかった事については「長引きすぎたとは思うけど、また痛くなって投げられなくなったらつまらない。」と話し、周囲の「焦るな」というアドバイスを信じて登板をしなかったとのこと。

7球団スカウトも一安心

生田目投手は前日にプロ志望届を提出している。この日は7球団のスカウトが視察をし、公式戦での登板に一安心といったところ。

横浜DeNA・武居スカウト:「元々24人に入る力のある投手。これだけ投げられれば十分だし、とにかくボールが強い」

東北楽天・長島スカウト部長:「怖がらずにあれだけ思い切り腕が振れていれば大丈夫だろう」

横浜DeNAは先日の練習試合にも生田目投手を視察しており、1位2位の指名候補に入っているとみられる。

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

2016年度-東京新大学リーグのドラフト候補リスト

「周りに焦るなと言われて何とかここまでやってきた」と振り返る。この日は最速150キロを計測し「体の状態は問題ない」。すでに所属連盟にプロ志望届を提出済みで「次はもっと長い回を投げたい」と意欲を見せた。

この日の最速は150キロで2回1安打無失点にも「緊張して体が動かなかった。でも、狙われていた真っすぐで抑えられた」と複雑だった。すでにプロ志望届を提出。プロ側が先発復帰まで視察を続ける予定だ。

スカウト陣も復帰を待ちわびていた。昨春の全日本大学選手権で準優勝に導いた右腕の状態を確かめようと、今秋は毎試合ブルペンを眺めていた。DeNA武居スカウトは「もともと24人(2位以内)に入る力のある投手。これだけ投げられれば十分だし、とにかくボールが強い」と話した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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