中日ドラフト1位・鈴木翔太投手のキャッチボールに絶賛の声、東北楽天・松井裕樹投手は2月1日にブルペン入り目指す

鈴木翔太, 松井裕樹

 昨年のドラフト会議で1位で指名された高校生投手は東北楽天の松井裕樹投手と中日の鈴木翔太投手、最終的に左右でそれぞれNO1として評価されたということになる。その二人が自主トレで評価を受けている。

 

自主トレ初日は50点

 この日は走る事を中心とした下半身強化メニュー。20メートルを何本往復できるかを競うシャトルランでは122本を走り、昨年の新人王を獲得した則本昂大投手と同じ本数だったという。ドラフト8位の社会人のベテラン投手・相沢晋投手に「お前だけには負けない」と挑戦状を叩きつけられた。その相沢投手は129本を走り挑戦を跳ね返す事はできなかったが、甲子園を目指して高めてきた持久力を証明してみせた。

 この日の練習を「50点ぐらい」と話した松井裕樹投手、2月1日のキャンプ初日からブルペンに入る考えを明かしたという。負けん気の強い松井裕樹投手は「他の7人だけがライバルじゃないけど、まずは新人の中で一番になれるようにしたい」と話した。

 

惚れ惚れするフォーム

 鈴木翔太投手は聖隷クリストファー出身、高校時代は甲子園に後一歩の所までいったものの出場する事はできず、世間一般的には無名の投手で、ドラフト会議で名前を耳にした人も多いと思う。それでも高校2年の時には早くも12球団のスカウトが視察に訪れるなど、評価は非常に高かった。

 球が高めに浮いたり四球で崩れたりしたものの、素晴らしい腕のしなりから投げられるフォームに視察したスカウトはほれ込んだ。中日・中田スカウト部長も「肩、肘の使い方に天性のものがある。投げる時にボールを叩けているよ」と評価し、谷繁監督も鈴木翔太投手の映像を見て外れ1位の指名を決めたようだ。

 この日はキャッチボールを行ったが佐藤投手コーチも「いいものはいい。キャッチボールを見ただけですけど、素晴らしい」と絶賛、まだ未完成な投手だが持っている素質はキラキラ輝いている。この宝物を上手に育てて、エースとして球界の宝と言われるような投手に磨き上げて欲しい。

 また鈴木投手は松井裕樹投手の外れ1位として指名されている。左のNO1・松井裕樹投手には実績や知名度で差があるものの、追いつき追い越せる投手になってほしい。

 

 

  苦しい声を上げながらも、限界まで走り抜いた。毎年恒例となっている20メートル間を休みなく往復するシャトルラン。オフにひそかに練習を重ねていたという。「(練習では)最高で108でした。走る前に、相沢さんから『お前だけには負けない』と言われたので、負けたくないと思っていました。1位を狙っていた」と悔しさを隠さなかった。トップになれなかったこともあり、初日の自己採点は「50点ぐらい」と辛め。「(自分に)100点はない。満足することなく、常に上の結果が出せると思ってやっていきたい」と気を引き締めた。

 「待ちに待った」というプロ第一歩。キャンプ初日の2月1日にはブルペン入りする考えも明かした。

 「肩、肘の使い方に天性のものがある。投げる時にボールを叩けているよ」。中田スカウト部長が指摘したのは体の使い方のうまさだった。「ボールを叩ける投げ方ができる投手の最たる者がマー君」と、メジャー挑戦する楽天・田中を引き合いに出し、その素質の高さを表現した。視察した佐藤投手コーチも「いいものはいい。キャッチボールを見ただけですけど、素晴らしい」と、右腕への期待の高さをうかがわせた。


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