東海大市原望洋が千葉制覇、島孝明投手を横浜DeNAスカウト評価

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春季高校野球千葉大会は東海大市原望洋が千葉黎明を6-5で下して優勝した。注目の153キロ右腕・島孝明投手が7回途中から登板し失点をしたものの最速は149キロを記録した。

今大会初失点

この日、4-2の7回1アウト満塁の場面でマウンドに上った島投手は、味方のエラーで2点を与え同点に追いつかれてしまう。8回の裏に味方が2点を奪い再び勝ち越したものの、9回は2安打を許して今大会初失点で1点差まで追いつかれた。しかし最速149キロの速球とスライダーで、この失点だけで抑えて優勝を果たした。この日は2回1/3を投げて2安打1失点、三振は5つを奪った。

今大会は4試合8回を投げて16奪三振、最速153キロを投げて大いに注目を集めた。しかし春先に左足首をねんざし、十分な投げ込みができなかった状態で、また右肩に違和感があるという。「出来は6,7割でしたが四球ゼロはうれしいです」と話した島投手、関東大会について「自分の力がどこまで通用するか試したい」と話した。

関東大会でも現在のようにリリーフという形で登板し、夏は違和感が無くなれば先発として登板する事になるか。

3球団スカウト視察

この日は東京ヤクルト、横浜DeNA、阪神の3球団のスカウトが視察し、横浜DeNAの武居スカウトは「右打者の外角への糸を引くような球筋は、藤浪みたいな角度」と話し、180cmの島投手に198cmの藤浪晋太郎投手の角度があると評価した。この日の千葉大会は決勝の1試合のみで、この試合を視察するという事はかなり高い評価をしているとみられる。

もう少しよい状態になったとき、どんな投球をするのか底知れない魅力がある。そして進路にも注目される。

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九回に2安打を浴びて今大会初失点を喫したものの、直球は最速149キロを計測。DeNA・武居スカウトは「右打者の外角への糸を引くような球筋は、藤浪(阪神)みたいな角度」とうなった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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