センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は、市立和歌山の注目選手。
注目したい選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:米田天翼投手
最速149キロは今大会最速となりそう。174cmと上背は無いものの、昨年ドラフト1位指名の小園健太投手に似たフォームから力強いストレート、カットボール、ツーシームといった小さな変化球も使う。まずはその投球全体をチェックしたい。
注目度B:淵本彬仁投手
183cmの大型右腕投手で最速は143キロを記録する。昨秋は17回を投げて23奪三振、練習試合を含めても66回1/3を投げて87奪三振と球の強さがある。サイズも含めて将来性がありそうで、チェックしたい。
注目度B:宮本勇投手
昨秋は左肘靱帯を故障したものの、この冬に最速144キロまで伸ばしてきた左腕投手。変化球もキレが良く、今大会の隠し球的存在で登板が楽しみ。
注目度C:小畑拓磨投手
174cmの右腕投手で最速は140キロ、コントロールされたストレートと鋭いスライダー、フォークボールを投げる投手で、この投手も見たい。
注目度C:松村祥吾選手
昨年はショートのレギュラー、そして1番打者として打率.333、11試合で3盗塁を記録した。センスが良く、捕手にコンバートの予定もあり、フットワークなどをチェックしたい。
チーム
センバツ出場チームでトップランクの投手陣を持つ。エース・米田投手は完投能力もあるが、控えの投手陣も140キロを記録する投手が4人、タイプも違う投手が揃う。
打線は昨年の松川選手のような主軸がいない。1番・松村選手が出塁し、2番・堀畑選手、3番・大池選手がヒットでつなぐ。180cmの4番・大江選手や、チーム1の長打力と評価される寺田選手などの主軸が、チャンスで長打を打って得点を挙げられるか。
投手が3点に抑え、打線が4、5点を奪うスタイル。チャンスにしっかりと得点を重ねることが勝利への鍵となりそうだ。
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