センバツに出場する花巻東で、昨年12月に両肩の手術を受け、センバツに間に合うかが注目されていた佐々木麟太郎選手が、既に対外試合4試合で2本塁打を放っていることがわかった。
52本塁打
佐々木麟太郎選手のホームランメーターがまた動き始めた。
1年間で50本を記録したホームランだったが、昨年12月に「胸郭出口症候群」の手術を受け、リハビリを続けていた。先月下旬には練習再開予定だったが、まだ練習が始められていないと報じられ、センバツで復帰できるか危ぶまれていた。
しかし、父親の佐々木監督は、関西遠征で行った練習試合4試合で既に打席に立っており、しかも2本塁打を放っていることを明らかにした。取材に応じた麟太郎選手もホームランはとにかく強い打球を打つと意識した結果。まだ状態は良くないので、少しでも状態を戻して守備でも打撃でもしっかりチームに貢献できるよう精いっぱい頑張りたい」と話した。
まだ本調子ではないものの、実戦でプレーできているということで、センバツの初戦となる22日の市和歌山戦では問題なく打席に立てそうだ。
ただし、対戦するのは今大会最速の149キロの速球を投げる米田天翼投手、ただ復帰するだけでは意味がない。「全員でビデオを見させていただいた。真っすぐは非常に速いですし、何とか対応していかないととみんなで話していた。第一印象は真っすぐにスピード、重さがあるなと感じました。」と分析をしており、「まだまだ調子が上がっていないので、状態を少しでも戻してチームに貢献できる打撃ができたらと思います」と話した。
新たに2本が加算され、高校通算52本となった。清宮幸太郎選手の111本塁打を超えられるか注目したい。


「練習試合が始まって、だいぶバットが振れるようになった。3、4試合程度試合に出ながら感覚を戻していきたいという状況です。今のところ問題ないと思います。本塁打も一応出ている。状態はまだまだ良くないと感じている。戻すことで精一杯です。本塁打に対するこだわりはなく、今はとにかく強い打球を打つ意識を持っています」

3か月のリハビリを強いられた麟太郎が、センバツに間に合った。5日に練習試合が解禁されてから、関西で組まれていた4試合で本塁打を2発。昨年11月28日に行われた東海大相模(神奈川)との練習試合以来のアーチを重ね、高校通算本塁打を「52本」まで伸ばしていた。代表取材に応じた大砲は「ホームランはとにかく強い打球を打つと意識した結果。まだ状態は良くないので、少しでも状態を戻して守備でも打撃でもしっかりチームに貢献できるよう精いっぱい頑張りたい」と意気込んだ。



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