センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は花巻東高校。
花巻東高の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:古城大翔内野手(2年)
佐々木麟太郎2世とも言われる抜群の強打者で、180cm94kgの右の大砲。スイングスピードの速さで昨夏の甲子園も左右に2安打、打席でのフルスイングの迫力は十分。秋は打率2割台と苦しんだが挑戦しての結果だったと思う。しっかりと1本塁打を放っており順調に伸びてきて欲しい。
注目度B:赤間史弥外野手(2年)
180cm98kgの右の大砲で左投げという特徴がある。1年春に一桁背番号を付けて期待だが、秋は背番号19。それでも8試合29打数で11安打を記録し、練習試合ではホームランも放っている。来年には古城選手と共に注目の選手だ。
注目度B:新田光志朗一塁手
180cmの一塁手でホームランも打てて四死球も選びヒットを打てる。足もある選手でセンバツでアピールできればさらに注目も。
注目度B:金野快投手
184cm86kgの右腕で球速は140キロ中盤も出ると言われるが、試合ではコントロールを重視してカーブ、スライダー、フォークなどの変化球で打ち取る投球をする。将来的にどのくらいの力のある球を投げる投手になるか見極めたい。
注目度C:高橋蓮太郎捕手
フルスイングが特徴だが四死球を選ぶセンスもある。捕手としての力をチェックしたい。
注目度C:森下祐帆遊撃手
50m6.0秒の足が魅力で、犠打などでチームに貢献するタイプの選手。肩などはまだまだだがまずは足をチェックしたい。
注目度C:山崎力内野手
秋に7試合で9安打6盗塁をした選手。打撃と足のセンスに注目したい。
注目度C:萬谷堅心投手(2年)
左腕投手として力のある球を見せる。3年生までにかなり成長してくると思う。また打撃のセンスも高い。
注目度C:中村駿亮内野手
大型のチームにおいて182cm92kgとサイズのある選手。まだ打撃に課題あるが練習試合で一発を放っており開花を期待。
チーム
180cmで体重もある選手が並ぶ重量打線が特徴、大谷翔平選手や佐々木麟太郎選手のようにスケールの大きな打者を育てるため、ゴロを打たない打撃をする。新田選手、古城選手、高橋選手、森下選手など昨夏の甲子園を経験しており、新田選手、古城選手、赤間選手のクリンナップはセンバツでも屈指。
投手は技巧的な投球をする金野投手と、2年生で将来が楽しみな萬谷投手、他にも左投げの赤間選手も登板する。まだまだ力のある投手も出てきそうだが、金野投手の投球を森下選手などがしっかりと守りきれるか。
投手と守備で3点に抑え、打線は7点くらいを奪ってくる力がある。どちらかというと打ち合いになれば強いチームだと思うが、一発勝負のセンバツでは森下選手、山崎選手などの働きがポイントになるかもしれない。
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