Hondaのルーキー・片山皓心投手、9回4安打8K1失点も敗戦、プロ入りへ意気込み「即戦力となるため」

社会人野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

桐蔭横浜大出身で、東京スポニチ大会で2試合に先発して2試合とも1失点完投をしたHondaの片山皓心投手が、プロ入りへ意気込みを見せた。

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2試合を完投

片山皓心投手は174cmの左腕投手で、桐蔭横浜大では4年秋に最速148キロの球を投げ、関東地区大学野球選手権でMVPを獲得する活躍を見せた。

Hondaに入ると、今回の東京スポニチ大会初戦となる三菱自動車岡崎戦で9回5安打8奪三振1失点で完投勝利、またこの日の準決勝、三菱自動車倉敷オーシャンズ戦でも9回4安打8奪三振1失点で完投した。完封されて0-1で敗戦となり「悔しかったのが一番」と話した。それでも開田監督は「期待通りの投球を見せてくれた」とルーキーを絶賛した。

片山投手は日立一出身でまだ無名の存在だった。しかしプロへ行きたいと強い気持ちを持っており、桐蔭横浜大へ進むと大きく成長を見せた。昨年のドラフト会議では、茨城で同学年として見ていた鈴木昭汰投手(常総学院-法政大)や、桐蔭横浜大でチームメイトだった渡部健人選手がドラフト1位で指名され、更にプロ入りへの気持ちを強くしている。

今大会で素晴らしいデビューをした片山投手、「即戦力となるために経験を積みたい」を先を見る。140キロ中盤のキレのあるストレートに変化球も腕を振って投げられる。東京ヤクルトの石川投手のようにプロでも先発として任せられる投手になりたい。

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昨年のドラフトでは同僚の渡部が西武にドラフト1位指名されたこともあり、片山は「(プロで)即戦力となるために経験を積みたい」と今後を見据えた。

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