Honda・福島由登投手が12奪三振完封、三菱重工広島・鮫島優樹投手も3安打完封、社会人野球日本選手権

福島由登, 三菱重工広島, Honda, 鮫島優樹

 社会人野球日本選手権の5日目は来年のドラフト候補投手が活躍を見せた。

Honda、福島由登投手

 Hondaは和歌山箕島球友会との対戦で1年目の福島由登投手が先発すると、持ち前の低めに集める投球に加え、小さく曲がる変化球が鋭く、12三振を奪う圧巻のピッチングを見せた。

 福島投手は大阪桐蔭で2008年の夏の甲子園で優勝したときのエース、青山学院大では2部リーグに転落した2年生春に6勝を挙げて1部復活に貢献したものの、1部リーグでは7勝10敗に終わった。

 この日は9回3安打1四死球12奪三振で完封勝利を果たし、来年のドラフト候補として注目されるようになるだろう。自信もついただろうし、来年の成長を期待したい。

三菱重工広島・鮫島優樹投手

 三菱重工広島は九州三菱自動車と対戦すると、4年目となる鮫島優樹投手が3安打8奪三振とほぼ完璧に抑えて完封し、チーム34年ぶりとなる初戦突破を果たした。

 鮫島投手は148km/hを投げる右腕で都市対抗では補強選手などで出場しており、社会人投手の中でも速球派投手として知られる。しかし1試合に四球を4,5個ほど与えるなど制球が課題とされていた。この日は初回に連打でピンチを背負ったものの三振で切り抜けてリズムに乗ると、その後はスライダー、フォークで巧みに抑え、四球も2つに抑えることができた。

 この一皮向けたようなピッチングはスカウトに大きな印象を与えた。昨年、今年などもドラフト候補としては挙がっていたが、来年はプロではどうかという目でスカウトが見る事になるだろう。

 ホンダのルーキー福島が被安打3、12奪三振の完封。勢いのある直球を低めに集め「丁寧かつ大胆に投げられた」と白い歯を見せた。

 大阪桐蔭高時代の2008年に夏の甲子園大会決勝で完封した。青学大では右肩痛などに苦しみ、久々の大舞台だったそうだが「力を入れても思ったところに投げられた」と復調への手応えを口にした。高校の同級生の浅村(西武)らの活躍に刺激を受ける右腕は「負けないように頑張りたい」と飛躍を誓った。

三菱重工広島が34年ぶり初戦突破 - デイリースポーツ:2013/11/2

  4年目右腕の好投が、34年間閉ざされていた初戦の扉をこじ開けた。先発の鮫島は初回2死から連打を浴びたが、続く打者を空振り三振。「初回を切り抜け、チームに流れができた」と振り返った。

 中盤以降はフォーク、スライダーも交え9奪三振。「昨年の大会は崩れて初戦敗退。自分の弱い面を見つめ直し、精神を鍛えた」と成長をみせた。


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