東京ヤクルトドラフト2位・西浦直亨選手に背番号3提示、北海道日本ハムドラフト3位指名・岡大海選手もあいさつ受ける

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 東京六大学リーグのスラッガーで、東京ヤクルトからドラフト2位指名を受けた法政大・西浦直亨投手と、北海道日本ハムからドラフト3位指名を受けた岡大海選手が相次いで指名あいさつを受けた。

背番号3を提示

 法政大・西浦直亨選手は天理高校時代から大型遊撃手として注目され、大学では4番を打つと今年春に3本塁打、打率.320を記録した。東京ヤクルトは遊撃手の補強をポイントとして西浦直亨選手をドラフト2位で指名すると、この日指名あいさつを行った鳥原チーフスカウトは「宮本の入団時より打撃がいいので、すごいことになる」とポスト宮本として期待を寄せると、斉藤宜之スカウトも「守備だけでなく打撃でもリストも強いし、パンチ力もある。坂本みたいな選手になれる」と期待を示した。

 さらに背番号は3を提示した。東京ヤクルトではラミレス選手がつけていた番号で、他球団でも長島茂雄選手から西武時代の清原和博選手など、チームの主力選手が付ける背番号で、期待の高さをうかがわせた。

 ただし西浦選手は秋のシーズンでは打率.189と低迷するなど打撃がシーズンによって波があり、大学通算打率は.240となっている。プロでは確実な打撃も身に付けて宮本選手やラミレス選手が達成した2000本安打を成し遂げて欲しい。

岡大海選手は外野手へ

 また北海道日本ハムからドラフト3位指名を受けた明治大・岡大海選手にも、大渕スカウトディレクターが指名あいさつに訪れた。栗山監督が「糸井のように育ってもらいたい」と期待をしている。

 糸井選手といえば近大時代に150km/hを越える投手として注目され2003年に自由枠で北海道日本ハム入りした。また学生時代より5秒台で走る俊足にも注目されており、プロ入りすると3年目に野手に転向すると素質が開花し、球界を代表する外野手となっている。

 岡大海選手も投手として152km/hを記録するストレートを投げて東京六大学で3勝を挙げており、また50m5.7秒という俊足がある。日米野球で大暴投を見せるなど送球に難があるのか、普段はファーストを守っているが、足と肩のある選手でプロでは外野手一本でレギュラー獲りを狙う。

 北海道日本ハムの外野手といえば新庄剛選手の印象も残っているが、糸井選手、森本選手(横浜DeNA:2013年戦力外)など強肩で足がありパンチ力も強い身体能力の高い選手が思い浮かぶ。そういう意味では岡選手は最もフィットした球団に指名されたのではないかと思う。日米野球で見せた足は驚異的で、185cmある選手の走塁ではない。抜群の身体能力をプレーに結びつけられるように、練習あるのみだろう。

 ヤクルトが1日、川崎市の法大野球部合宿所で、ドラフト2位・西浦直亨(なおみち)内野手(22)=法大=に指名あいさつを行った。今季限りで引退した宮本慎也内野手(42)の後継者と期待する球団は、背番号「3」を提示。かつて長嶋一茂氏(47)、アレックス・ラミレス(39)=前DeNA=が背負った番号を託し、遊撃の定位置獲得を期待した。

 指名あいさつの冒頭で提示されたのは、背番号「3」。思わぬサプライズに、西浦は背筋をピーンと伸ばした。

 「ひと桁はすごい重い番号。それに見合うだけの活躍ができるようにしたい。『3』の印象? ラミレス選手が着けていたイメージが強いです」

 奈良・天理高時代から堅実な守備と力強い打撃で注目された。今春の東京六大学リーグ戦では打率・320でベストナイン。遠投100メートル、50メートル走6秒0と走攻守にバランスがとれた遊撃手だ。

 ヤクルトのドラフト2位、法大・西浦直亨(なおみち)内野手(22)が1日、神奈川・川崎市内の同大学野球部合宿所で鳥原チーフスカウトらの指名あいさつを受けた。背番号「3」の提示を受け、「番号に見合う活躍をして、チームの顔になれるよう頑張りたい」。目標として同じ遊撃手で右打者の宮本、巨人・坂本の名を挙げた。

 球団は堅実な守備を評価、遊撃のレギュラー候補として期待。斉藤スカウトは「守備だけでなく打撃でもリストも強いし、パンチ力もある。坂本みたいな選手になれる」。鳥原スカウトも「宮本の入団時より打撃がいいので、すごいことになる」と“ポスト宮本”として期待。西浦は「スター性もあって、チームを引っ張っていけたら」と話した。

 日本ハムからドラフト3位指名された明大・岡大海内野手(22)が1日、東京・府中市内の明大合宿所で大渕スカウトディレクターから指名あいさつを受けた。東京六大学で3勝した152キロ右腕は二刀流を封印、外野手として“ポスト中田”を目指す。

 球団は50メートル5秒7の俊足、アマ球界屈指の長打力に注目。規格外の身体能力を誇る若武者に、栗山監督は「糸井(現オリックス)のように育ってもらいたい」と外野手として期待する。リーグ戦では中堅手もこなし、本人も「球団に言われたところで頑張る」と腹を決めている。

 今季、「4番・左翼」に君臨した中田が来季、三塁手にコンバートされる。「日本ハムの外野はレベルが高い。中田選手や陽岱鋼選手のようになりたい」と鉄壁の外野の一角を担う覚悟だ。その中田とは侍ジャパンの台湾遠征(8~10日)で共演する。「積極的に話していきたい」と話した。

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