東都大学リーグでは駒大vs中大の試合が行われ、駒大は2-3の劣勢の5回から今永昇太投手が登板した。
不運な3敗目
今永投手は最速147キロの速球に加え、4イニングで6奪三振と本来の球のキレが戻りつつあるようだ。視察した横浜DeNA・欠端グループリーダーも「本来の球が投げられている。」と評価する球だった。しかし8回、見方が同点に追いついたその裏に、8回2アウト1,2塁の場面で高く上がった飛球が強風にあおられて一塁手が執ることができずに失点、不運な今季3敗目となった。
今永投手は「求められているのはナイスピッチングではなく勝つ投球」と、責任を感じていたが視察したスカウトたちは安心をしたピッチングだった。欠端スカウトも「将来は2ケタ勝てる素材」と話した。
阪神はドラフト1位候補に
今年になりまだリーグ戦で勝利を挙げられていない今永投手だが、そんな中で阪神がドラフト1位候補にリストアップをしている。球団関係者が「今永君も1位候補にという話をしています」と話し、1位候補に入っているとみられる。
ただしチームは即戦力左腕投手のドラフト1位指名が続き、今年は新監督次第ではあるものの、県岐阜商の高橋純平投手や明大・高山俊選手、仙台育英・平沢大河選手などが優先されるものとみられる。
今永投手には先発左腕の獲得を狙う横浜DeNAや、地元福岡でこちらも左の先発が欲しい福岡ソフトバンクなどが注目をしており、ドラフト1位指名で重複の可能性もある。
虎の恋人や、今永1位候補 スポーツニッポン紙面 2015/10/8
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