関西学院大の黒原拓未投手が同志社大を完封し1-0で勝利、春28年ぶりの優勝に王手をかけた。
4球団8人スカウト視察
3日前の近大戦で1-0で完封勝利をしている黒原拓未投手が、この日も同志社大を1-0で完封、関西学生リーグのエースのピッチングを見せた。
初回に1アウト満塁のピンチを迎えたものの、後続を打ち取るとその後は150キロの速球とチェンジアップでタイミングを外し、2回から7回まではノーヒット投球を見せた。9回も三者三振に斬って取り、9回2安打11奪三振で完封した。
この日は4球団のスカウトが視察し、阪神は和田TA以下4人態勢で視察をした。
○阪神・和田TA:「どの球種もウイニングショットにできる。コントロールがいい。勝負所を理解している。終盤でも球威が衰えていない。」
○中日・中田スカウトアドバイザー:「中2日を感じさせない。先発で完投できる能力がある。勝てている要因は、やや甘い球の1球でゴロを打たせていること。打たせて取るコツを覚えて、安定感がある。基本的にストレートに力があるから、遅い球も生きる」
阪神は黒原投手について、かなり高く評価をしており、視察の頻度、態勢も他球団よりも熱い姿勢を見せている。ドラフト2位前後での指名の可能性が高いのではないかと見られる。
ネット裏からはプロ4球団が視察。阪神は4人体制で視察し、和田TA(テクニカル・アドバイザー)は「どの球種もウイニングショットにできる。コントロールがいい」と評価した。また、中日・中田スカウトアドバイザーも「中2日を感じさせない。先発で完投できる能力がある」と舌を巻いた。
この日は4球団8人のスカウトが集結。阪神・和田豊テクニカルアドバイザーは「勝負所を理解している。終盤でも球威が衰えていない」とスタミナ面を評価した。
ネット裏で視察した中日の中田宗男アマスカウト・アドバイザーは「勝てている要因は、やや甘い球の1球でゴロを打たせていること。打たせて取るコツを覚えて、安定感がある。基本的にストレートに力があるから、遅い球も生きる」と高評価した。今秋ドラフトの上位候補に挙がりそうだ。



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