上智大２年・正木悠馬投手が３部４部入れ替え戦で１４５キロ

東都大学リーグの3部4部入れ替え戦では、4部の上智大の先発に2年生の正木悠馬投手が登板し、145キロの球を投げた。

3部の一橋大と対戦

4部リーグで優勝し、入れ替え戦に臨む上智大は、アメリカのハイスクール出身の2年生・正木悠馬投手が先発すると、声を挙げながら強いストレートを投げ込み、145キロを記録した。

2回までノーヒットと安定していたものの、2回の途中から右ふくらはぎがつり、3回には2四球と暴騰、内野手のエラーなどで2失点をしてしまう。また4回にも2連続四球を与えたあと、バントを勝利する際に左もももつり、ベンチで治療後に再びマウンドに上がったが、4回途中4失点で降板した。

試合も2−4で敗れた。正木投手は「全然納得のいく投球ができなかった。自滅した感じです。チームに迷惑をかけてしまって、ただただ悔しいです」と話した。

アメリカの高校では野球以外にもオフシーズンにクロスカントリーをしており、「投げててスタミナ不足になることはあまりない」と話す。この日は入れ替え戦独特の緊張感があったのか、チャレンジャーとして初回から飛ばした事もあったかもしれないが、十分印象に残る投球を見せた。

将来的に「高いレベルでもやれるなら挑戦してみたい」と話すが、「2戦目はチームメートを信じて、みんなで頑張って3戦目に臨めるようにしたい」と話し、3戦目の先発をチームメートを信じて待つ。