東京六大学、法大vs慶大の試合では8回裏に2点を勝ち越した法大が9回に三嶋一輝投手をマウンドに送ると、最速151kmを記録したストレートで1回を1安打2奪三振無失点に抑えてセーブを挙げた。
三嶋投手は試合後に「プロにアピールしたいというのはある」と話し、球速でプロにアピールした。
また慶大では3年生・白村明弘投手が好投、初回こそ法大・多木裕史、畔上翔にタイムリーを浴びて2失点したが2回以降は148kmのストレートで7回までの6イニングをノーヒットに抑えていた。8回に法大・西浦直亨選手にタイムリー3ベースを浴びて2失点し、実戦経験の少なさからか詰めの甘さを見せて敗れたが、期待できる好投だった。
白村投手は慶應高時代から140km中盤のストレートを記録しプロからも注目されていたが、そのストレートで痛打を浴びるなど実績を残せなかった。大学でもその状態が続いたが、今シーズンはストレートでねじ伏せるピッチングもできるようになった。
この日も8回を投げて4安打8奪三振を記録、自責点は3点と課題を残すが成長を見せている。
白村1球に泣く - 日刊スポーツ紙面:2012/09/25
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