巨人・畠世周投手が藤浪投手との対決制す、横浜DeNA・濱口投手は8勝目

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巨人のドラフト2位ルーキー・畠世周投手がこの日の阪神戦で7回1失点の圧巻投球を見せ、4勝目を挙げた。

同学年対決

この日は阪神・藤浪晋太郎投手との同学年対決、畠投手は近大福山でプレーしていたが甲子園とは縁が無く、その甲子園で春夏連覇をした大エースとの対決となった。

畠投手は初回、3者連続三振の圧巻投球で試合の幕を開けると、2回以降はさらに球威を増し、5回までノーヒットピッチングを続ける。6回に初ヒットを許すと2アウト1,3塁のピンチとなったが、ここで代打・伊藤隼選手を空振り三振に斬って取った。7回まで投げてわずか1安打に抑え、11三振を奪う好投を見せた。

後半戦からローテーション入りし、8月2日のヤクルト戦で6回7安奪三振2失点、8月20日の横浜DeNA戦で8回3安打9奪三振1失点、そしてこの日も7回1安打11奪三振無失点と、ヒットを許さず三振を奪いまくる素晴らしいピッチングを見せており、現在のセリーグの投手の中で、最もと良い投球を見せていると言ってもよい。

濱口投手は8勝目

セリーグではこの日、横浜DeNAの濱口遥大投手が8勝目を挙げた。中日の京田陽太選手も活躍を見せるが、昨年新人王を獲得した今永昇太投手に並ぶ勝ち星となった。あと2勝して10勝し、チームがCSに出場という事になれば新人王は確実だろう。

昨年のドラフト会議では、田中正義投手、佐々木千隼投手が注目され、濱口投手はその二人の後の外れ外れ1位投手だった。秋の横浜市長杯では1回途中で失点を重ねて降板していた。

また畠投手はドラフト2位指名でも星知弥投手、小野泰己投手などが次々と指名される中で、10番目に残っていた投手で、ドラフト後に右肘の手術をするなど、今年に関しては二人ともそれほど期待は大きくなかったと思う。

濱口投手も畠投手もCS出場を争うチームに欠かせない先発の軸になった。ドラフトの指名は本当に難しいしおもしろい。

2016ドラフト指名選手

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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