八戸学院光星・武岡龍世選手、「打撃で貢献したい」脱3拍子タイプ目指す

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プロ注目の八戸学院光星の武岡龍世選手が3度目の甲子園に立つ。今年は特に打撃でチームに貢献したいと話した。

坂本勇人2世

武岡龍世選手の評価ポイントは、遊撃手としても好守備とトップバッターとしてもプレーする足、そして打撃の3拍子揃った所となる。八戸学院光星出身の遊撃手・巨人の坂本勇人選手の名前を挙げて評価されることが多い。

その武岡選手は昨年夏、今年春の甲子園に出場をしているが、昨年夏は明石商戦で2番ショートで出場し5打数2安打2打点で注目されるようになった。しかし、2回戦の龍谷大平安戦では2打数ノーヒットに終わった。また今年春は、初戦の広陵戦で3番で出場したものの、河野佳投手の好投に遭い4打数1安打、その後、「ヒットがほしく手当てていく打撃が多かった」と春の大会でも打撃に影響をしていた。

そして迎えた夏の青森大会、初戦に2番で出場すると、3打数2安打2打点を記録したものの、2回戦、そして山となった3回戦の青森山田戦は8番に降格した。しかし、その青森山田戦で2打数2安打の活躍を見せると、準々決勝に2番に戻り、準決勝では1番の定位置に戻って2安打、決勝でも1番で5打数3安打の活躍を見せた。徐々に監督の信頼を取り戻し、出場6試合で17打数10安打7打点、ホームランこそなかったものの打撃が好調である。

武岡選手は、「思い切って振れるようになってきた。」と話す。そして、「今まで走攻守の3拍子で評価してもらうことが多かったですけど、今大会は絶対に打ってチームに貢献したい」と打撃でアピールをしたいと話した。3拍子タイプというのは、決して特徴がないという表現ではなのだが、やはり評価される側は気になるかもしれない。

武岡選手は打順はいろいろと変わるが遊撃手の位置は変わっていない。そして、この夏は、打撃で大きくアピールして1番か3番で固定されつづける活躍をみせたい。

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今春のセンバツでは、強力打線を武器に、仲井宗基監督(49)が優勝宣言して臨みながら、広陵(広島)に3安打完封負け。武岡自身も「ヒットがほしく手当てていく打撃が多かった」と尾を引いていた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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