東北楽天が、明治大の153キロ右腕・入江大生投手をドラフト1位指名候補にリストアップしているという。
投手2人、野手1人
東北楽天は、10月14日のスカウト会議で、ドラフト1位指名候補を投手2人、野手1人に絞り込んだと石井GMが発表していた。投手の1人は早稲田大の早川隆久投手、野手の1人は近畿大の佐藤輝明選手で間違いないとみられるが、もう1人の投手として、スポーツニッポンでは明治大の入江大生投手が急浮上しているとしている。
球団関係者の話を総合するととしており、具体的な発言などは紹介されていない。入江投手の評価が高まっている理由として、この秋に急成長を見せており、11日の法政大戦ではリーグ戦初完投を完封で飾ったこと等を紹介している。
今年のドラフト候補を見ると、投手のトップは左は早川投手で間違いないだろう。右については大学生なら北海道日本ハムが1位指名を公表した苫小牧駒大の伊藤大海投手、社会人ならトヨタ自動車の栗林良吏投手、そして高校生の高橋宏斗投手もこれらの投手をおさえてNO.1と評価してもおかしくない。これらの投手をおさえて入江投手を評価しているという事は、将来性や、投手としての特定のポイントを高く評価しているのだと思う。
実際には外れ1位の候補としてリストアップされているものとみられるが、他球団も入江投手は外れ1位候補の一番手に入ってくるとみられ、高く評価をして単独1位指名をしてもおかしくない。
26日のドラフト会議までのスカウト会議でどのような動きをみせるか注目したい。



最終リストに残った2人の先発投手。球団関係者の話を総合すると、一人は今ドラフトの目玉である早大・早川で、もう一人は同じ東京六大学でしのぎを削る明大・入江とみられる。
ここに来て、入江の評価が高まっている理由は、今秋の急成長。11日の法大戦でリーグ戦初完投を完封で飾り、13奪三振をマークした。1メートル87、87キロのスケールの大きさが最大の魅力。これまでは力任せの投球も目立ったが、法大戦では本人が「脱力を意識した。要所で140キロ台後半が出ればいい」と話したように、勝てる投手へと変貌を遂げた。
コメント