亜細亜大・岡留英貴投手が3回1安打無失点、千葉ロッテ・広島・巨人スカウト「少ないタイプ」

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亜細亜大の147キロ変則右腕・岡留英貴投手が神奈川大とのオープン戦で登板し、3回1安打1奪三振無失点の好投を見せた。この試合には巨人・広島・千葉ロッテの3球団のスカウトが視察をしている。

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変則フォーム

岡留英貴投手はこの日、自己最速に1キロまでせまる146キロを記録、3回を投げて1安打1奪三振無失点に抑えた。「初回は真っすぐがひっかかったりしていたけど、その後修正できた。」と話し、コントロールも安定していた。

沖縄尚学ではオーバースローの投手だったが、亜細亜大に入学し、1年生の秋に回転軸を見て生田監督より腕を下げるようにアドバイスされ、サイドハンドに近い腕の位置になった。また、テイクバックの動きも独特なフォームになったが、球速は高校時から3キロ速くなっている。変則的なフォームについて岡留投手は、「自分の武器だと思います」と話す。

この日は巨人、広島、千葉ロッテの3球団のスカウトが視察し、千葉ロッテは永野スカウト部長と榎チーフスカウトの2人で視察、永野スカウト部長は「少ないタイプで、昨秋に比べ、コントロールがよかった。真っすぐとスライダーにツーシームを加えて、投球の幅が広がっている」と評価すると、榎チーフスカウトは「独特のサイドハンド。球が強いので魅力ですね」と話し、巨人の脇谷スカウトも「まとまっていて希少な右腕投手」と評価した。

岡留投手はこれまでリーグ戦では、平内投手(巨人ドラフト1位)などがいた事もあり、主にリリーフでの登板だった。今年は先発の一角としてその力を見せる。「これからはカットボールを使えるようにしていきたい。先輩の平内さんを見てきたし、自分も同じ世界をめざしていきたい」と、プロ入りを目指す。

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ロッテ・永野スカウト部長は「(プロで)少ないタイプで、昨秋に比べ、コントロールがよかった。真っすぐとスライダーにツーシームを加えて、投球の幅が広がっている」と評価した。

ロッテ・榎チーフスカウトは「独特のサイドハンド。球が強いので魅力ですね」と評価。強烈な個性を磨き上げ、プロを目指す。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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