鳥取城北で注目された畑中未来翔選手が、入学する日本大の練習に初参加した。
いつか同じ舞台に
日本大の野球部に入部予定の39名のうち、鳥取城北の畑中未来翔選手など8人が寮に入り、1月30日に大学の練習に参加した。
午前中は先輩と一緒にラン中心のメニューをこなすと、午後からは紅白戦を見学し、「高校と全然違う。迫力があってビックリ。大人の野球を見ているようでした」と話した。
畑中選手は1年時よりフルスイングが注目され、いつしか鳥取NO.1打者と評価され、その長打力だけでなく、50m6.1秒の足と強肩も注目されるようになった。
2年春のセンバツに出場を決めていたが、新型コロナのために大会が中止となり、夏に行われた甲子園交流試合に出場、1番打者として5打数3安打2得点の活躍を見せた。また、昨年春のセンバツにも出場し、初戦の三島南戦で3打数1安打2打点だった。2回戦は優勝した東海大相模と対戦し0−1の接戦となったが、4打数1安打だった。
このセンバツで対戦した三島南の前田銀治選手が東北楽天に3位で指名され、東海大相模の石田隼都投手が巨人の4位で指名された。特に同じ外野手の前田選手がドラフト会議で指名されたときは、「同じ舞台で戦っていた選手がプロに。悔しかった。」と話す。
「自分もいつか同じ舞台に立ちたい」と話し、日大進学を決めた。「日大は足を使った野球をしている。もっと盗塁の技術を磨いていきたい」と外野手として3拍子揃っている所を活かす。「これから大学でしっかり鍛えて、社会人、プロを目指せるように、取り組んでいきたい」と目標を設定し、4年間の大学野球をスタートさせた。


心に秘めた夢がある。昨春のセンバツ、初戦で三島南(静岡)と対戦。1安打2打点と活躍し6-2で勝利。2回戦進出を果たした。昨秋のドラフトで、三島南・前田銀治外野手が楽天にドラフト3位で指名された報道を見て、闘志が沸いた。「同じ舞台で戦っていた選手がプロに。悔しかった。自分もいつか同じ舞台に立ちたい」と目標に掲げた。
コメント