名城大の152キロ右腕・岩井天斗投手がこの日、5試合目の登板で今季初勝利を挙げた。昨年のドラフト会議でともに2位で指名された松本凌人投手と岩井俊介投手の背中を追う。
初勝利
最速152キロの速球を投げ、プロも注目をしている岩井天斗投手だが、今季はチームが開幕から5連敗し、自らも4試合に投げたものの勝利がついていなかった。
この日の愛知学院大戦で先発すると、初回と2回に先頭打者を四死球で出塁させ、2回には2失点をしてしまう。それでも変化球主体にスタイルを変えて粘りの投球をし、6回を投げて3安打2失点に抑え、ようやく今季初勝利を挙げた。「やっと勝てて嬉しい。チームに助けられた」と話した。
昨年には松本凌人投手と岩井俊介投手の二人がチームを引っ張り、秋のリーグ優勝をしていた。今年は「自分がやらなきゃ」という思いが強く、それが空回りした状態だったが、後輩の投手がチーム2連勝に貢献し、「先輩として恥じない投球をしよう」とこの日の投球につながった。
「優勝はなくなっても、チームの順位を1つでも上にしたい」と話す岩井投手、秋のドラフト会議では先輩を追ってプロ入りを目指す。そこにつながる投球を見せたい。
2025年度-大学生投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
2025年度-愛知大学リーグのドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

最速152キロの名城大・岩井天斗「先輩として恥じない投球を」 エースのプライドで今季初白星【愛知大学野球】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇11日 愛知大学野球春季リーグ戦 名城大3―2愛院大(愛院大グラウンド) ようやく手にした自身の白星に安堵(あんど)の表情を浮かべた...
コメント