元阪神スカウト・中尾孝義氏が専大北上監督に就任

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昨年まで阪神のスカウトを務めていた中尾孝義氏が、専大北上高校の監督に就任する事が分かった。

専大北上監督に就任

中尾氏は滝川高校から専修大、プリンスホテルで捕手としてプレーし、1980年にドラフト1位で中日に指名され、その後、巨人、西武などで980試合に出場した。1993年に引退すると西武、オリックス、阪神でコーチを務め、2009年から阪神のスカウトに就任、60歳となった昨年に退団していた。

中尾氏にはBCリーグの新潟アルビレックスからも声がかかり、元巨人の加藤健氏の動向次第という事だったが、加藤氏が球団社長補佐に就任したことで、入団はならなかった。しかし2月7日にアマ指導資格を回復し、岩手の強豪・専大北上から声がかかっていた。

専大北上は岩手の強豪として春1回、夏5回の甲子園出場をしている。しかし近年は花巻東や盛岡大付が強く、2006年の夏以来、甲子園には出場していない。中尾氏は「もちろんすぐ甲子園に出られるのがいいけど、甘くない世界というのも分かっている。元プロの監督が来て、接戦に強いチームになったんだな。野球が変わったんだなと言われるようにやっていきたい」と話した。

プロ注目選手を多数輩出する2強に対し、今度は選手を獲る側ではなく送る側として、中尾監督の選手育成にも期待したい。

元スカウト

中押しと同じく昨年まで阪神のスカウトをしていた北村照文氏はBCリーグ・福井の監督に就任、また昨年まで東京ヤクルトのスカウトをしていた小田義人氏は、静岡高校の外部コーチに就任した。

アマスカウトは大変な仕事だが、アマチュア球界にもプロ球界にも多くのコネクションを持っており、次の仕事先に就けるチャンスは多いのかもしれず、今後、元プロ野球選手のスカウトへの憧れはさらに高くなっていくかもしれない。

専大北上高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

捕手として82年に中日のリーグ優勝、89年には巨人の日本一に貢献した中尾孝義氏(60)が、専大北上高校の野球部監督に就任することが14日、分かった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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