高知高1年・森木大智投手が練習試合で145キロ、4回3失点も四国大会メンバー入り

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高知中で軟式で150キロを記録した高知高の森木大智投手がこの日、関西高との練習試合で先発すると、球速は145キロを記録した。東京ヤクルトのスカウトが注目している。

4回4奪三振

森木大智投手はこの日、高校に入って初となる対外試合でも先発登板をした。2回にヒットと死球でノーアウト1,3塁から犠打を許して1点を失うと、続く3回にはスプリットを打たれて2本の2ベースヒットと暴投で2点を与えた。しかし4回は無失点に抑えここで降板した。

4回4安打3失点という内容だった。「変化球の精度が悪かった。試合をつくりたかったけど、4回で3失点なので自分的にはダメだった」と反省を口にした。しかし球速は145キロを記録すると、力のある球で4つの三振を奪った。視察した東京ヤクルトの岡林スカウトは「1年生でこれだけ投げられたら十分です。まだまだ先がある選手。そっとしておきましょう」と話し、評価をするのはまだ先と話した。

中学時代は常時140キロを越えるストレートで、軟式の球はバットに当たってもまともに飛ばなかった。しかし硬式球では金属バットにうまく合わせれば前に飛んでいく事もある。これから変化球も含めてバットにまともに合わせられないような投球を身に着けていく事になる。

高知高校は5月3日からの四国大会への出場を決めているが、森木投手もベンチ入りする予定で、リリーフとしての登板を期待されているという。令和の怪物候補の一人が、どんなデビューとなるのか注目したい。

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ヤクルト岡林スカウト(森木を初めて視察)「1年生でこれだけ投げられたら十分です。まだまだ先がある選手。そっとしておきましょう」

森木は二回に左前打と死球などで無死一、三塁のピンチを招くと、相手6番打者に中犠飛を許し、高校入学後の初失点を喫した。
三回には2者連続で二塁打を浴び、自らの暴投も重なって2点を献上。四回を無失点に抑えたあとベンチに下がった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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