大商大・岡田明丈投手が150キロ1失点完投、5球団スカウト視察

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 関西六大学リーグの大商大vs神院大の試合で、大商大・岡田明丈投手が先発すると、最速150キロの速球で1失点に抑えるピッチングを見せた。

フォークボールを多投

この日の岡田明丈投手は、「秋につかれるように練習してきた」というフォークボールを多く投げ、打たせて取るピッチングを見せると、9回を96球で終わらせ、5安打6奪三振1失点で完投した。

失点は7回に味方のエラーが絡んでの失点で自責点は0、球速も最速150キロを記録、ストレートの球数が少なかったものの、平均でも140キロ後半を記録していたという。前回の京産大戦では4失点をしていたが、「前回は突っ込み過ぎていた。うまく修正しながら投げられた」と話した。

 

阪神スカウト評価

この日は阪神やオリックスなど5球団のスカウトが視察、阪神の畑山スカウトがフォークボールについて「いい落ち方をしている」と評価、オリックス・内匠スカウトも「修正できていた。まだ絶好調ではないが、勝てる投球をするね」と話した。

昨年秋に頭角を現した岡田投手は、まだまだ成長を続ける。また、シーズン中にきっちりとフォームを調整して結果を出す点も良い評価つながるとみられる。

阪神や中日がドラフト上位候補に挙げる岡田投手、1位指名の可能性も考えられる投手として、10月22日まで何度も名前が登場する選手となりそうだ。

2015年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

危なげなく9回を投げきり、昨秋から9連勝。調子に関係なく、投げれば試合をきっちりつくるのが岡田の持ち味だ。2試合連続で視察したオリックス・内匠スカウトも「修正できていた。まだ絶好調ではないが、勝てる投球をするね」とうなずく96球だった。

150キロ超の直球を生かす新たな武器が加わった。「今まで精度が良くなかった。秋に使えるように練習してきた」とフォークを多投した岡田。視察した阪神・畑山スカウトが「いい落ち方をしている」と評価した新球を織り交ぜ、9回を96球で投げきった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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