立教大・笠松悠哉選手が復帰戦4打点、広島・苑田スカウト部長が期待

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東京六大学では立教大が東大に18-4で勝利した。2週間前の慶大戦で自打球を左足に当てて次の試合を欠場していた、4番・笠松悠哉選手が復帰し、2本のタイムリーヒットを打った。

コンパクトなスイングで

笠松悠哉選手はこの日、3回にレフトへタイムリーヒットを打つと、4回の2アウト満塁の打席では、レフトを越える走者一掃の2ベースヒットを打つなど、2安打4打点の活躍を見せた。

大振りをせずにタイムリーヒットを狙う打撃に、溝口監督は「ニュー笠松」と評価していたが、視察した広島の苑田スカウト部長は「瞬発力はもっとすごいはず。2年時のような思い切りのよさが出てくれば、2打席ともスタンドに入れていると思う」と話していた。

大阪桐蔭では藤浪晋太郎投手や森友哉選手と共に春夏連覇を経験し、今年のセンバツで優勝した大阪桐蔭のように、2年生として思い切りのよい打撃をしていた。大学では2年春までは結果を残せなかったが、2年秋に4本塁打を記録した。しかし3年になると春秋合わせて1本塁打、打率も2割前後と低迷していた。

今季は6試合に出場し20打数9安打で打率は.450を記録、7打点を挙げるなど4番としてチーム打撃を見せるが、やはり期待したいのはホームラン、思い切りよくレフトスタンドに放り込む打撃が見たい。

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溝口智成監督が「ニュー笠松」と言うように、大振りせずチーム打撃に徹している。「4番として頑張らないと」と気持ちを新たにした。

視察した広島・苑田スカウト統括部長は「瞬発力はもっとすごいはず。2年時のような思い切りのよさが出てくれば、(適時打の)2打席ともスタンドに入れていると思う」と期待をこめた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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