関西国際大の147キロ右腕・黒岩龍成投手が、今シーズン最後の登板を終えた。巨人、阪神から調査書が届いており、ドラフト会議での指名を待つ。
今季は不調も
黒岩龍成投手は大分の明豊高校出身で、高校時代も注目をされたが、ケガをしてプロ志望届は提出せず、関西国際大へと進学した。
大学では147キロを投げ、リリーフとして活躍する投手となり、今年春は8試合に登板して17回1/3連続無失点とリリーフで好投を見せた。この日の天理大戦でも7回に登板して先頭打者の四球を与えたものの、その後に落ち着いて併殺を取り、最後は三振で1回無失点に抑えた。リーグ戦はこの日が最後で、黒岩投手の大学4年間の投球がこれで終わった。
今季は、「調子が上がらなくて、春のまま行けるかなと思ったんですが」と話し、この秋は調子は良くなかった。それでも「高3でけがして、出せる状況じゃなくて、大学では出そうとずっと決めていた」とプロ志望届を提出、プロ側からも巨人、阪神から調査書が届いているという。
「正直不安しかない」と話す黒岩投手、26日は指名の吉報を待つ。
関西国際大・黒岩、ドラフトへ「正直不安しかない」 – アマ野球 : 日刊スポーツ 2017/10/17
最速147キロ右腕は「調子が上がらなくて、春のまま行けるかなと思ったんですが」と今季は苦しんだ。
ドラフトまであと10日。「正直不安しかない」と心境をもらす。「高3でけがして、(プロ志望届を)出せる状況じゃなくて、大学では出そうとずっと決めていた」。思い続けたプロへ、運命の日を待っている。
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