立命館大・辰己涼介選手と関西大の150キロ右腕・山本隆広投手に巨人、阪神、西武など10球団19人視察

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関西学生リーグでは、ドラフト上位候補として注目される立命館大の辰己涼介選手と、関西大の150キロ右腕・山本隆広投手が登場し、10球団19人のスカウトや編成担当が集まった。

辰己選手、リーグ記録更新は

通算安打数でリーグ新記録更新を目指す立命大・辰己涼介選手だったが、開幕週の京都大戦ではノーヒットに終わった。また、台風の影響で立命大のグラウンドや寮が被害を受け、寮は断水して近くに住む部員の自宅に身を寄せると、グラウンドも利用できたのは2日前だった。

しかし、辰己選手はこの日の関西学院大戦で4回の第2打席でレフト前に、今シーズン初ヒットを記録した。「どのシーズンも1本目は意識するし、うれしかった」と話した。

この日は3打数1安打だったがリーグ記録については、「無理でしょう」と話し、チームは4-0で勝利し、「僕がヒットを打ち出したら、手に負えないんじゃないかなと思います」と話した。チームの好調さを喜んだものの、やや自虐的なコメントで、リーグ記録に向かってヒットが打てていない自身への口惜しさも感じさせた。

立命館大は150キロ右腕の山上大輔投手が8回途中まで5安打8奪三振無失点の好投を見せた。

また関西大の150キロ右腕で、春に登板ができなかった山本隆広投手が、同志社大戦に先発すると、スカウトのスピードガンで147キロを記録したものの、8回8安打3失点で降板し、チームも延長13回の末に敗れた。8奪三振の力投だったが、「相手ピッチャーより先にマウンドを降りたのは、悔しい部分はあります」と話した。

状態については「強く投げられたかなと思うけど、本調子ではない。」と話す。それでも「7,8割くらいまで戻ってきた。実戦で感覚を取り戻していけたら」と話し、シーズン後半に向けて状態を上げていくと話した。

プロのスカウト集結

この日は巨人、阪神、埼玉西武など10球団19人のスカウトや編成担当が視察し、辰己選手、山本投手、山上投手などをチェックした。辰己選手については、ドラフト1位で指名しても納得できる選手かどうか、そして山本投手、山上投手は日体大の東妻勇輔投手や、国学院大の清水昇投手などの同じくらいに評価されている右腕と比較してどうか、その最終的なランク付けを行う。

最後まで見極めて誰を優先して指名するのかが決定する。ドラフト会議まであと1か月と少しとなり、プロ側も大詰めの状況となっている。

2018年度-大学生外野手のドラフト候補リスト
2018年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2018年度-関西学生リーグのドラフト候補リスト

今秋ドラフト1位候補の立命大・辰己涼介外野手(4年=社)が今季初ヒットを放った。
4回1死の第2打席で左前打。この回盗塁も決め、先制のホームを踏んだ。「どのシーズンも1本目を意識しすぎて、いいシーズンと悪いシーズンがある。状態は悪くないです」と今季2戦目で初安打となった。

関大が延長13回の接戦の末に敗れた。今秋ドラフト候補の最速150キロ右腕、関大・山本隆広投手(4年=社)は、プロスカウトのスピードガンでこの日最速146キロを計測するも8回8安打3失点で降板。
8三振を奪ったが「相手ピッチャーより先にマウンドを降りたのは、悔しい部分はあります」と話した。

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