日体大が練習納め、来年は155キロ右腕・森博人投手に注目

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日本体育大はこの日、今年の練習納めを行った。今年も吉田大喜投手が東京ヤクルトにドラフト2位で指名されたが、来年は155キロ右腕・森博人投手がドラフト候補として控える。

160キロ到達を目指す

森博人投手は愛知の豊川高校の出身で、高校時代は143キロを記録していた。「4年後、プロに行くと決めて大学に進学した」と日体大に進学すると、2年時に149キロを記録し、今年秋のリーグ戦で155キロを記録した。そして「あと1、2キロ筋肉を増やし、スピード系のトレーニングで鍛えていきたい」と、このオフにさらにスピードアップに向けたトレーニングを行い、来年には160キロの到達も視野に入れる。

日体大からは今年、吉田大喜投手が150キロを超す、回転の素晴らしい球を投げ、侍ジャパン大学代表ではリリーフとして日米野球で5試合に登板し、自責点0の投球をした。リーグ戦では先発として投げ、春は防御率1.23でリーグ1位となっており、ドラフト会議では東京ヤクルトの2位で指名された。昨年は松本航投手が西武のドラフト1位で、東妻勇輔投手が千葉ロッテのドラフト2位で指名され、共に155キロの速球を投げている。

日体大は辻コーチの指導の元で、投手毎に細かくアドバイスをしていくことで、成長のモチベーションが大きくなっている。選手もそれに応え、次々と150キロを超す投手が誕生している。古城監督も「いい手本が近くにいるのがいいのでは」と話し、先輩がどんどん速くなっていく姿、そしてドラフト会議で指名されプロ野球選手になっていく姿を近くで見ており、それももちろん大きなモチベーションとなっている。

森投手は今年春は1勝3敗も防御率は1.27で吉田投手に次いで2位、秋は3勝1敗で防御率は1.16でリーグ4位も、吉田投手を上回った。来年は160キロ右腕となり、レベルの高い首都リーグで無双のピッチングを期待したい。そして先輩と同じく、ドラフト上位での指名を勝ち取りたい。

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「4年後、プロに行くと決めて大学に進学した」と話す。この冬も「あと1、2キロ筋肉を増やし、スピード系のトレーニングで鍛えていきたい」と課題は具体化されている。

中学時代に野球と並行してハンドボールもこなすなど、地肩の強さには自信がある。憧れの投手は、剛速球を武器に中日、巨人でプレーした中里篤史氏。「持ち味」と言い切る球速へのこだわりは強い。

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