東海地区大学野球の岐阜県リーグが開幕し、中京学院大の153キロ右腕・赤塚健利投手が先発し、8回途中2失点の投球を見せた。最速は150キロを記録した。
プロ志望届提出を明言
岐阜協立大線で先発した赤塚健利投手は、194cm110kgの体から最速150キロのストレートを投げ込んだ。春からフォームを改良し、左の胸郭を使って「張りが少なくなり、より出力が出せるようになった」と威力が増した。
3回まではすべてストレート、三振は0だが威力でつまらせてフライアウトを奪う。7回まで無失点も8回に2失点し2/3で降板、試合はその後2-3でサヨナラ負けをしてしまうが、「調子自体はよくも悪くもなかったけど、ゾーンに投げられていた。いい形のスタートにはなったのかな」と話した。
赤塚投手は一昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿に2年生で参加し、威力あるストレートで紅白戦で無双の投球を見せていた。「小さい頃からあこがれていた」とプロ志望届けを提出する予定で、「今後に関わるシーズンになる。チームの勝ちにつながる投球をして優勝したい。やってきたことをすべて出すだけです」と大学最後のシーズンに闘志を燃やす。
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