大阪桐蔭は4人がプロ志望表明

高校野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

見事に春夏連覇を飾った大阪桐蔭では、根尾昂選手、藤原恭大選手、柿木蓮投手、横川凱投手の4人がプロ志望を表明した。

4人がプロ志望表明

根尾昂選手

この日の決勝戦でも、金足農の吉田輝星投手からバックスクリーンへホームランを放った根尾昂選手、今大会では浦和学院戦でのホームランなど3本塁打を放った。21打数9安打5打点という成績だった。

根尾選手は進路について「とにかくプロに入りたいという思いがあります。今はそんなに考えていませんが、ショートかなと思います」と話し、プロ志望を表明するとともに、投手としての148キロの速球を投げ、春は優勝投手、この夏も先発をしたが、プロではショートでプレーしていくイメージを話した。

藤原恭大選手

藤原選手はこの日の決勝戦でも3回にセンター前のヒットで2塁を陥れ、50m5.7秒の抜群の足を見せた。この日は2本の2ベースなど5打数3安打2打点だった。今大会は浦和学院戦で2本塁打など3本塁打を記録、4番バッターとして26打数12安打11打点の活躍だった。

藤原選手は「上の世界に挑戦したい。高いレベルでやっていきたい。まだまだですけど、最終的にはトリプルスリーを目標にしたい」と話し、プロ志望を明らかにした。

柿木蓮投手

柿木蓮投手はこの日、9回を112球で完投し、3安打3奪三振1四球で1失点で甲子園胴上げ投手となった。準決勝では制球に苦しむなどやや調子が悪く、155球を投げて2失点完投、連投となる決勝戦では根尾選手の登板予想もあったが、準決勝後の夜に西谷監督の部屋に訪れ、「決勝は自分が投げたいです」と直訴した。西谷監督は「頼む。エースとしてしっかりやってきてくれ」と話し、決勝ではエースの投球を見せた。

柿木投手は進路について、「プロ志望届を出すつもりです」と話し、プロ志望を表明した。

横川凱投手

横川凱投手は今大会、高岡商戦で先発し、5回3安打9奪三振1失点の投球を見せた。柿木投手、根尾投手が先発をする中で、西谷監督に直訴しての先発登板で結果を残した。

横川投手は「進路はプロ1本です」と話し、プロ志望を表明した。

ドラフト指名は

4人ともドラフト会議での指名があるとみられる。根尾選手は中日、北海道日本ハムなどが1位指名を予定しており、藤原選手には阪神、東京ヤクルトなどが1位指名の可能性がある。

柿木投手は一時評価を落としていたものの、この夏に151キロを記録し、今年の右腕トップクラスの投手と改めて評価されたとみられる。ドラフト会議では2位前後で指名されそうだ。

横川投手は指名は確実とは言えないものの、190cmの長身左腕で、左バッターのインコースに、球速は130キロ台でもエグい球を投げる。中学時代から高い素質が注目されており、4位前後で指名されると予想される。

高校ではPL学園の桑田・清原(1985)、立浪・橋本(1987)、大阪桐蔭の平田・辻内(2005)など、ドラフト1位で同じ年に2人が指名されたケースは6度ある。ドラフト1位3人指名というケースはなく、柿木投手の指名が注目される。

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