ドラフト1位候補、市和歌山・小園健太投手の初練習にロッテ、オリックス、楽天の3球団視察

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最速152キロの速球を投げ、今年のドラフトの目玉として注目される市和歌山の小園健太投手が、5日のチームの初練習に参加した。今年のドラフト目玉候補に、千葉ロッテ、オリックス、東北楽天の3球団のスカウトが視察をしている。

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関西で一番注目される

小園健太投手はこの日はキャッチボールとフィールディング練習で汗を流し、ブルペン入りはしなかった。しかし、「回転数や回転軸にこだわってやっていきたいです」と昨年より球質の向上に取り組み、手応えを感じているようだ。そして、「ドラフト1位は1つの目標にしている」と話し、ドラフト1位でのプロ入りを目標として話した。

今年は高知の森木大智投手など150キロを越す球を投げる投手がすでに複数人いるが、小薗投手は恵まれた体から152キロの速球を投げ、140キロ前後のカットボールも絶品、すぐにプロで使えるくらいの力をもっている。

この日は千葉ロッテ、オリックス、東北楽天の3球団5人のスカウトが視察したが、オリックス谷口スカウトが「バランスがいい。体も大きくなっています。上位で来る選手だと思いますし、見る機会は多いでしょう」と話すと、東北楽天の愛敬アマチュアスカウトグループマネジャーも、「関西で一番、注目されるだろう。フォームもいいし、何よりコントロールがいい。順調に行けばもちろんドラフト上位です。この高校に通わせてもらいたいと思います」と話し、徹底マークを示唆した。

千葉ロッテの三家スカウトも「世代NO.1と聞いています」と話した。三家スカウトは市和歌山出身で、2011年に育成ドラフトで広島に指名され、2017年から昨年まで千葉ロッテでプレーをしていた。昨年に引退し、今年からスカウトに就任したが、まさに小園投手の獲得にシフトを置いた布陣となっている。

1月中には12球団全てが訪れ、出場濃厚のセンバツで大いに注目されることになる。順調に行けば、秋のドラフト会議では3球団くらいが1位指名で競合する形になりそうだ。

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この日はNPB3球団が集結。ロッテ、オリックス、楽天のスカウト陣が動きをチェックした。オリックス谷口悦司スカウトが「バランスがいい。体も大きくなっています。上位で来る選手だと思いますし、見る機会は多いでしょう」と話せば、楽天愛敬尚史アマチュアスカウトグループマネジャーは「関西で一番、注目されるだろう。フォームもいいし、何よりコントロールがいい。この高校に通わせてもらいたいと思います」と熱視線だ。

「高卒でプロ野球というのを目指している中で、目標を高く持たないといけないと思うので、ドラフト1位を一つの目標にしてやっています」

ドラフト1位候補に名前があがり、3球団5人のスカウトが初練習を視察。「体も大きくなって順調に成長している。上位にくる選手だと思う」とオリックス・谷口スカウト。ロッテはOBで担当になった三家スカウトが「世代No.1と聞いています」と密着マーク。楽天・愛敬スカウトも「去年11月の時点で上位候補です」と絶賛する。

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