元・公立のダルビッシュ、立命大・桜井俊貴投手が延長15回227球投げる、東京ヤクルトのスカウトが評価

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 雨で延期されていた関西学生リーグも開幕した。立命大vs関学大の試合では、2年生の桜井俊貴投手が延長15回227球を投げて1失点と好投、16回はエース余語充投手が登板しその裏にサヨナラで勝利した。

 桜井投手は北須磨高校時に夏の兵庫大会で育英高校を4安打完封しプロ5球団が注目した投手だった。当時は東北のダルビッシュ(大谷翔平投手)、関西のダルビッシュ(藤浪晋太郎投手)、九州のダルビッシュ(武田翔太投手)、上州のダルビッシュ(金井和衛投手:現法大)、房総のダルビッシュ(川名健太郎投手:法大)と身長の高い投手が注目され、ダルビッシュブームとなっていたが、その中で桜井投手は身長180cmとダルビッシュでは無いものの、公立高校の星として強豪私学を倒す姿からそのように呼ばれていた。143km/hの速球と正確なコントロールはドラフト候補として大いに注目された。

 合宿やキャンプで一日最多で170球の投げ込みを行い、オープン戦の早大戦では同学年の星でもある吉永健太朗投手に投げ勝ち、この日の開幕の先発を任された。そして9回まで1失点と好投すると、延長15回227球を投げて10安打1失点と好投を見せた。

 既にスカウトも注目しており、東京ヤクルトの小田スカウトは「投げ方がいい、投手らしい投手」とコメントしている。公立高校で這い上がり、大学では1戦目の先発を勝ち取ったどの努力は、2年後のドラフトでも指名を掴み取るのではないかと思う。それだけの素質と強い精神力を持っている。

立命大・桜井15回227球1失点熱投  - デイリースポーツ:2013/4/9

 “公立のダル”が開幕勝利呼んだ 立命大の2年生右腕・桜井が開幕戦に先発し、15回を10安打1失点、227球の力投を見せた。同点で降板し、勝利投手は逃したが「初戦を落とすと痛いので、勝つことだけ考えて投げた」と気合が入っていた。

 

 兵庫・北須磨出身。高3夏は兵庫大会5回戦で敗退したが“公立のダルビッシュ”と呼ばれ、プロのスカウトに注目された。「高校時代に延長12回、200球を投げたのが最高。今日は九回に疲労のピークが来たが、以後は限界を超えたので平気」と振り返った。

 

 春季キャンプは1日最多170球の投げ込みと10キロの走り込みで体力強化。3月の練習試合では早大・吉永に投げ勝った。「関東の強打者に通用したのが自信になった」と、初の開幕投手の大役を果たした。視察したヤクルト・小田スカウトは「投げ方がいい。投手らしい投手」と評価した。

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